この日は内視鏡検査の翌日、早速紹介状の出た病院へ行った。

前の日はなかなか眠れなかった。
頭から腫瘍の写真が離れなかった。

ベッドの中で大腸癌についてたくさん調べてた。

もう自分の中では大腸癌なんだって思った。




初診受付から1時間から2時間くらい待ったのかな、

やっと私の番号が呼ばれた。

先生から病理診断はまだでていないけど、ほぼ大腸癌(S状結腸癌)で間違いないとの診断がでた。

そうだよね、うん、わかってた。

そんな気持ちで意外と冷静だった気がする。

病理診断の結果が1〜2週間かかるので、

その間にできる検査は全てしましょうとのことで、早速、採血、CTをとることになった。

救急車で運ばれた日から腕に注射の針の跡がどんどん増えていって(内視鏡検査の時も下剤が体に合わなくて点滴打ちながら下剤を飲んだのもあるけど。。)、採血の時、自分の腕を見て泣きそうになった。

それから次はレントゲン。

その次はCT。
無機質な待合室と、静かな更衣室で着替えていて
自然と涙がでたのを覚えてる。

全然現実のことに思えなくて。
先週何も知らなかった時は普通に仕事に行って、帰りにジムに寄って、帰ってからご飯食べて、、なんて生活してた。

私ここで何やってるんだろう、どうしてこんなことになったんだろうって思うと涙が止まらなかった。

そして、CTへ。
造影剤を注射して撮るとのことでまた注射。
造影剤を入れますね、の一言の後、何かが体に入ってくるのがすごくよくわかった。

体も熱くなって、初めてで怖かった。

この日は3つ検査して、また外科の先生の所に。


やっぱり血液からは異常はなかった。

でも、CTの結果、肝臓に気になる部分があるから、MRIも後日検査に追加になった。

え、気になるって何。
転移?

あとは癌腫瘍の近くのリンパ節への転移の可能性もあるとかで、開腹手術になる説明も受けた。

術後半年間の補助的化学療法の可能性も。

そして、次の日もその次の日も検査で病院に行くことになった。

幸いだったのは先生が優しく、丁寧に話をしてくださる方だったこと。
セカンドオピニオンも遠慮なく申し出て構わないとおっしゃってくれたこと。

その日も帰ってからPCでひたすら調べて、医療関係に詳しい人にも連絡したりした。

手術方法も病院も医者も薬も、今は全部患者に選択権があって、セカンドオピニオンでどの病院のどの先生に聞くかも私の選択。

だけど、あまりに無知で誰に聞いて、何を選択することが正解かなんてわからなかった。

だから本当にPCで調べて、でも読むたびに不安になって、、を繰り返してた。

今思うと、不安すぎて、知り合いの多そうな方に無作為に連絡して、迷惑かけてしまったな、なんて思う。

でも、親身になって話を聞いて助けようとしてくれる人ばかりで、そのことにも涙がでた。