俺に向かって顎を欠勤魔方向へ振りながら、
「お前も言え!」と言うジェスチャーをしてくる小山部長。
いや、もうこいつ辞めるの決まったし、特に言うこと無いなぁ。
と思っていると、
小山部長は下を向いている欠勤魔を指差して、
「言え!言え!」
と口を動かして伝えて来た。
おそらく、今まで色々我慢して来た俺に、
この際言ってスッキリしろってことなんだろうが、
今更遅いわっっ!!
仕切りに無言でジェスチャーを繰り返す小山部長に
俺は頷いてから、欠勤魔に向かって話し始めた。
「もう辞めるって決まったから、今更俺から特に言うこと無いし、
君の今後の人生なんて、
俺にとってはマジでどーでもいいんだけど、
ま、言えることがあるとしたら、
君見たいな人を世の中ではクズって言うんだよ。」
あ……、つ、つい口が滑って言っちまった。
もはや、ただの悪口(笑)
これ大丈夫か?
さすがに言い過ぎた。と思ったが、欠勤魔は…
頷いていたwwwwww
やべぇクズってわかってる(笑)
と、言うより、明らかに防衛本能なのか、
聞き流している様子が見て取れた。
どうせ聞いてないなら全部言っちまえってことで、
俺は続けたwwww
「クズはクズで別に生きててもいいけど、
社会に出て来て欲しくないね。
次は是非、個人でやる仕事を探して下さい。
まぁ、君の場合、仕事以前に朝早く起きれるうようになるとか、
仮病を理由にしないとか、大変なことから逃げないとかが直らないと
仕事は無理
かとは思うけど。
ここで一緒に働いていて感じたことは、
こいつはずっとこうやって辛い事から逃げて生きて来たんだろうなと
容易に想像出来ることかな。
今までもそれを繰り返して来たし、
これからもそれを一生繰り返して行くのだろうなと思う。」
言いたい放題ww
マズいかなぁと思い、部長をチラッと見ると…。
部長も頷いてる!!!!
「今までも、俺は色々助言はして来たつもりだけど、
結局君はそのことに気付けなかったし、
俺も気付かせてあげることは出来なかった。
それが心残りっちゃー心残りかも知れないな。
今のこの話合いも、君にとっては気付ける数少ないチャンスだけど、
多分、いつも他人の言葉を聞き流してる人にはわからないだろうね。
俺は、君のようなダメ人間でも社会に出れていることを知ったって言う部分では、
個人的には勉強になったかも。それは感謝に値することかもね。
まぁ、要するに最終的に困るのは自分自身ってことだよ。
無理だとは思うけど、これからは人に迷惑を掛けないように生きて行って欲しい。
もう辞めてく人だし、俺には関係ないことだけどね。
以上です。」
そう言って部長を見た。
つづく。