俺は欠勤魔に思っていたことぶっちゃけた。
今までは欠勤魔に注意する時は穏やかに、冷静に、
感情的にならず、優しく注意していたが、
この時は辞めさせることが目的だった為、
不快感を全面に押し出した(笑)
欠勤魔は90度の反省姿勢を崩さず、ずっと下を向いたまま、
俺の言葉に小刻みに首を振っていた。
「そもそも、何の為に今までここに来てたの?
うちらは仕事をしに来てるけど、君は休むことだけに一生懸命じゃん。
そんなに仕事したくないなら辞めればいいのに、
何故か毎回戻って来るしさぁ。
全く意味が分かんねーんだけど。
他の子達もそこを聞きたがってるんだけど、
いったい君の目的は何なの?」
俺はそう言って欠勤魔の返答を待った。
しばらく沈黙していた欠勤魔だが、
「精神的な問題でして…。自分でもどうして良いか分からなくなってしまうんです…。何処に連絡していいかもわからなくなってしまうし…。」
と言った。
出た!メンタル問題。
コレを出せば俺がそれ以上何も言えないことを知っている欠勤魔。
欠勤魔君、残念だが今日は通用しないぜ、それ。
「ってことは、今病院通って治療してるんだよな?」
「あ、はい…勿論。」
「んじゃ、診断書頂戴。」
「あ、あの…、これから受診しようと思っているところです。」
wwwwwwwwwwwwwww
「たった今病院治療していると自分で言ったのに、
これから行くの?wwwww」
俺はあえて笑いながら言った。
「………あ、いや、その…外にずっと出れない状態なので。」
「そうなんだ?今、完全に外出れてるね。良かったじゃん。
それに、何処に連絡して良いかわからないくせに
部長に連絡することは出来るんだね。」
「………。」
沈黙。
欠勤魔からの返答はなし。
「部長、大体いつもこんな感じです。」
と俺は部長に向かって言った。
「お、おう。」
部長は急に話を振られて焦っていたが、
それ以上言葉を発しなかった為、俺は続けた。
「わかってないみたいだから言っとくけど、
メンタルの病気だから無断欠勤や遅刻が許されるとか無いから。
持病を抱えながら仕事をしてる方は世の中に沢山いるし、
ここにもメンタルの病気を抱えてる人は今までも沢山いたけど、
皆さん仕事に支障が出ない様に、他に方に迷惑が掛からない様に
通院するなり何かしらの対応をしていました。
君みたいに完治したと医者から言われたと言ってたくせに、
都合悪い時だけメンタルの病気になる人はいなかったね。」
「……。」
「お前、その腐った根性叩き直した方がいいぞ。
で、今度こそ辞めるんだよね?」
俺は勢いに任せてそう聞いた。
つづく。