本当は俺が今やっている仕事から、
獅子唐には完全に外れて欲しかった。
しかし、これは元々、数十年前から獅子唐が請け負っていた仕事。
オーナー側も獅子唐しかわからないことがある為、
獅子唐と直接やり取りした方がスムーズに行く部分もあった。
しかし、今までの経験上、
システム化を進めて行くにあたり獅子唐が弊害になる可能性が大きい。
その為、獅子唐が今まで請け負っていたの仕事の2/3を俺が持ち、
残りの3/1を獅子唐に任せることにした。
でも、結局仕事内容的には獅子唐のデータが必要であり、
奴がやったことはデータに反映して貰えなければいけない。
「どうせ出来ないんだろうな」と思って渋々頼んだことが、
予想外に出来たことに驚き、思わず褒めてしまったのだ。
獅子唐はドヤ顔をしている。
イヤイヤ、普通の人なら誰でも出来る内容だっつーの。
そう思いながらも、俺は獅子唐を褒め、
奴を気持ち良くして、この先もミス無く仕事をこなせる様に心がけた。
獅子唐の仕事場には、以前より、オーナー側のスタッフEさんが、
1週間に1度、定期的に入ることになっていた。
今までEさんは俺達の業務終了後や、土日に来て、仕事をして行くことが多かった。
だが、これからはEさんが変更した部分もデータに反映させなければいけなくなる。
その為、俺はEさんと一度、データ管理について確認と説明をしなくてはと思っていた。
Eさんとは連絡を取っていたが、なかなかお互いの都合が合わず、
実際に会うことが出来ず困っていた。
俺は全体に向けて、もしEさんを仕事場で見かけたら、
俺まで連絡して欲しいと伝えた。
そんな皆が困ってる中、獅子唐は引継ぎ業務と称して、
Eさんとしばしば会っていたのであるwwww
つづく。