勿論親父は俺が小さい頃に母親から
上地の存在を知らされていたとは思っても居なかっただろう。
だから、愛人と俺を会わせる状況を作ってしまったのだ。
しかし…、
知らなかったにしても、
その場に居るのに紹介されなかったら、
普通、少し不思議に思うものだろう。
詰めが甘いのだよ。親父さん。
その日、上地と言う女性と実際に会い、
思ったことは、
『俺、大人になっていて良かった~。』
だったwww
思春期の多感な時期だったら、
親父や上地に対して、憎しみが湧いていただろうし、
全てをぶちまけてしまっていただろう。
その日、俺の中で、点が線になった。
そして、少しの動揺と、少しの怒りを覚え、
クソ親父と上地の関係は俺の中で処理すれば良いと言う結論を出した。
それから10年後、折角隠してやっていた関係を、
自らバラしてしまった親父は本当にアホであるwwww
以上の様な成り行きで俺は親父と上地の関係を以前から知っていたが、
長男には寝耳に水の出来事だった。
長男の嫁に俺が知っていた成り行きを伝え、
長男と話してみると約束した。
長男嫁と話した後、
直ぐに長男に「ちょっと話がある」と別部屋へ呼んだ。
「何?」
普段、俺と長男が2人きりで話す機会はなかった為、
長男は少し怪訝な顔をしていた。
「親父の愛人の件で…」
俺は単刀直入に言った。
つづく。
