2026年7月28日16時27分、私は2度目の大地震を経験した
〈むくんだ足のために少し横になるかぁ〉そう思ってベットに、横になった直後の事だった
熊本に住む人なら地震は少し慣れっこになっていて〈あっ!また来たぞ〉くらいなもんである
10年前に経験したあの大きな地震の余震が何年も続いていたからだ
〈まさか、まさかー死ぬかもしれない!目の前に見えているあの天井が今まさに自分の上に落ちてくるかもしれない!〉
そう思ってもピクリとも動く事が出来なかった
なぜなら私の足は自分の意思ではほとんど動く事がないからである
車椅子の生活になってから何年になるだろう
ずっとガマンしてきた人生だった
〈人ができる事が自分には出来ない〉
子供の頃から運動神経が悪いからだと思っていた
でも負けず嫌いの気持ちだけで大人になり結婚して子供が産まれていつも心の中は〈根性、根性!〉
毎日一生懸命だったのに⋯⋯
〈神様、仏様なんかいない〉
〈ガマンは慣れっこになった〉そう思わないと生きていけなかった
そんな日々の中でまたガマンを強いられるなんて
ベットの上で覚悟したと思う1秒もない時間だろうと思うここで人生終わりだと
天井をずっと見ていた
体がこの世で体感したことが無いほどグルングルンと回るように揺れた
その間私の耳は脳に乗っ取られていて一切機能していなかった
揺れがおさまった⋯⋯我に返ると足の踏み場も無いほど全ての物が床に散乱していた
後で見て思ったが、寝室に置いていたガラスのフィギュアラックも倒れていたので大きい音がしたはずだが一切聞こえていなかった
遠くで義母の声が聞こえた「あ~ビックリした!」
声の感じから大丈夫そうだと思った
「お義母さん大丈夫ですかー?」大声で叫んだ
「大丈夫。」〈良かった〉
〈次は2人の子供たち〉
夏休みだっため家にいる
小学6年の発達障害の息子くん
「○○○だいじょーぶー!!?」
大声で叫んだ
「だいじょーぶ!」
でもマザコンの息子、すぐに来ると思ったらなかなか来ない
「なにしてるの?」
「ド、ア、が、開、か、な、い、」
そうこうしている間に義母が来てくれた
「良かったー!」ってのんびりした事を言ってると思った
「お義母さんすぐ外に出ましょう!」
ありがとうございます。次に続きます⋯⋯。