片岡山 達磨寺 斑鳩への旅 その1 | まっちゃんの人生おもしろおかしく生きていきたい

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今回は斑鳩方面の寺院をいくつか巡ってきました。


世界遺産に登録されているお寺や、世界三大微笑像の1つがあるお寺など巡ってきました。


まずは、1年前に訪れた奈良県王寺町にある「達磨寺(だるまじ)」を紹介します。


「片岡山 達磨寺」。創建は613年。開基は「勝月房慶政」。宗派は「臨済宗南禅寺派」。本尊は「千手観世音菩薩像」、「聖徳太子像」、「達磨大師像」。


「達磨寺」の創始は「日本書紀」の「片岡山飢人御慰問」に語られていて、613年12月に「聖徳太子」が片岡山で飢えて瀕死の異人と出会ったことから始まります。


異人の前を通ると、「聖徳太子」が乗っていた愛馬「黒駒」が歩くのをやめて進もうとしないので、「聖徳太子」はその異人に飢えと寒さからしのぐために、自らの衣服と食物を与えました。


翌日、「聖徳太子」は気になって異人の様子を見に行くと、既に息絶えており「聖徳太子」は非常に悲しんで、異人の為に墓を作り手厚く葬りました。


「聖徳太子」が亡くなってからの平安時代に、世間は「聖徳太子」の篤い信仰が広まり、「聖徳太子」が片岡山で出会った異人が「達磨大師」の化身だったとされ、「達磨寺」の境内にある6世紀末に作られた3つの古墳の内(達磨寺古墳1号、2号、3号)、3号古墳が「聖徳太子」が作った「達磨大師」の「達磨塚」であるという伝承が広がり、「達磨塚」の上に廟が建てられていたと伝えられています。


13世紀の初めの鎌倉時代に、「勝月房慶政」が寺院として諸堂を整えたと言われていて、「本堂」に「聖徳太子像」、「達磨大師像」を祀ったと伝えられています。


「達磨寺」は「興福寺」による焼き討ちや、戦国時代の兵火によって焼失してしまい、今現在は「達磨寺」で最も古い1667年に建立された「方丈」と、2004年に再建された「本堂」を残す小さなお寺となっています。


「達磨寺」の交通アクセスは、電車だとJR大和路線王寺駅から徒歩15分ぐらいかかり、車では境内周辺にお寺の無料駐車場があります。


「達磨寺」には「南門」、「西門」があって、正門は「南門」となっています。



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南門風景。



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正門ですが小さな門です。



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南門には寺名を知らせる石碑があります。



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西門は駐車場側にある。



「南門」を抜けると真正面の高台に「本堂」が建っています。



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広場の境内の奥の高台に本堂が建っている。



「本堂」は2004年に再建された新しい堂宇で、「達磨塚」と伝えられている「達磨寺3号古墳」の上に建っています。



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本堂。2004年再建。高台に建っています。



「本堂」には本尊として「千手観世音菩薩像」、「聖徳太子像」、「達磨大師像」を祀っています。



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本堂手前。拝観は事前予約が必要みたいです。



「本堂」手前には「手水舎」、「鐘楼」があります。



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手水舎。



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手水鉢。



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鐘楼。



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梵鐘。



「本堂」から南東方向に、「達磨寺」で最も古い建築物である「方丈」があります。


「方丈」は1667年に建立されたもので、西面が入母屋造(いりもやづくり)、東面が切妻造(きりづまづくり)となっています。



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左が入母屋造、右が切妻造。



「達磨寺」のその他の史跡などを紹介します。


「本堂」の右後方に「達磨寺1号古墳」、「達磨寺2号古墳」があります。



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達磨寺1号古墳。円墳で横穴式石室が剥き出している。



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円墳の頂上に役小角が祀られている。



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達磨寺2号古墳。こちらは墳丘のみです。



「本堂」の後方には「達磨寺中興記石幢」、「中興記幢地下遺構石碑」があります。


「達磨寺中興記石幢」は1448年に建立された高さ約180cmの八角石柱で、各面に「達磨寺」の中興記が刻まれているそうです。



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達磨寺中興記石幢。重要文化財。



「中興記幢地下遺構石碑」は「達磨寺」の境内整備で、「達磨寺中興記石幢」を移動した際に地下から発見されたものだそうです。



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中興記幢地下遺構石碑。



「本堂」の左手側に「問答石」があります。


「聖徳太子」が「達磨大師」と出会い、歌を詠み交わした場所だと言われています。



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問答石。



「方丈」の側に「薬師石」があります。


目を閉じて両手で「薬師石」を抱けば、病気が治癒すると言われています。



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薬師石。



「本堂」より西方向の壁側に「片岡八郎公の墓」、「松永久秀の墓」、「一夜竹」、「九重石塔」があります。


「片岡八郎公の墓」は南北朝時代、「後醍醐天皇」の皇子「護良親王」の家臣の1人である王寺町出身の「片岡八郎」のお墓で、自分の命と引き換えに「護良親王」の命を救った功績を称えて建てられたそうです。



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片岡八郎公の墓。



「松永久秀の墓」は戦国時代の大和国の戦国大名であった「松永久秀」の墓で、「織田信長」の臣従でしたが謀反を起こし、1577年に信貴山城で織田軍の総攻撃を受けて自害し、この地に葬られたと言われています。



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松永久秀の墓。



「一夜竹」は「達磨大師御杖竹」とも言われ、「達磨大師」が携えていた竹杖を挿したところ、一夜にして芽が出てきたと伝えられています。



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一夜竹。達磨大師御杖竹とも言われる。



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九重石塔。



最後に「達磨寺」の境内には、「聖徳太子」の愛犬「雪丸像」があります。


「雪丸」は「聖徳太子」の愛犬ともあって、人の言葉を理解して話すことが出来て、しかもお経も唱えることが出来たと伝えられています。


元日に「雪丸」が鳴くと、その年は豊作の年になったとも伝えられています。


「雪丸」が臨終の際、「本堂」の鬼門の方角である東北の方角に亡骸を葬って欲しいと伝えたそうで、以前は「達磨寺1号古墳」付近に葬られたと言われています。



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雪丸像。愛馬黒駒に次ぐ、聖徳太子の偉い愛犬。



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聖徳太子に愛犬がいたとは、あんまり知られていないですね。



王寺町は「雪丸」を、ゆるかわ風のマスコットキャラクターにして町おこしをしています。



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烏帽子を被ったゆるかわ風の雪丸。オスで1月1日生まれだそうです。



今回は御朱印を頂けなかったんで掲載はなしです。


次回の「斑鳩への旅 その2」は、世界遺産で「正岡子規」の有名な俳句で知られる超有名なお寺を紹介する予定です。