新西国三十三ヶ所観音霊場 宝亀院(寶亀院) | まっちゃんの人生おもしろおかしく生きていきたい

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今回、紹介する新西国三十三ヶ所観音霊場は、和歌山県伊都郡高野山にある「宝亀院(ほうきいん)」です。高野山真言宗総本山の塔頭の1つで、「空海」の諡号(しごう)「弘法大師」が贈られたことに関係するお寺です。


新西国三十三ヶ所観音霊場第6番札所、「御衣寺(おころもでら) 宝亀院」。創建は921年。開基は「観賢(かんげん)僧正」。宗派は「高野山真言宗」。本尊は「十一面観世音菩薩像」。


詠歌 「高野山(たかのやま) 峯にかがやく ともしびは 万代(よろずよ)きえぬ 光なりけり」


「空海」が亡くなってから86年後の921年のある夜に、時の天皇「醍醐天皇」の夢枕に「空海」が立ち


「高野山 結ぶ庵に 袖朽ちて 苔の下にぞ 有明の月」


「奥の院」にて入定してもなお高野山に身を留め、衆生の救済を祈って修法を続けて、衣がぼろぼろになってしまったけれども、夜が明けても月が残って全てを照らすように、世の中を照らし続けている。


という歌を詠まれたそうです。


「醍醐天皇」の夢枕に立った「空海」の姿は頭髪や髭は伸びていて、衣は汚れていてぼろぼろだったそうです。


「醍醐天皇」は非常に驚いて高野山へ勅使を送り、同行していた「観賢僧正」が廟所へ入り、「空海」の汚れてぼろぼろだった衣を新しいものに替えたと伝えられています。


この時、「醍醐天皇」は「観賢僧正」から奏上した「弘法大師」の諡号を、「空海」へ贈ったそうです。


このことがきっかけに毎年、「空海」の命日である3月21日に新しい衣を廟所へお供えすることとなり、「醍醐天皇」の勅命により「観賢僧正」が「宝亀院」を開いたそうです。


寺号は「空海」が生まれた年の年号(宝亀)から付けられたようです。


「宝亀院」の詳しい寺観の詳細は分かりませんが、塔頭ということもあり小さな境内に僅かな堂宇があるお寺です。


高野山へは電車だと南海高野線の終点駅、極楽橋駅から高野山ケーブルに乗り、バスで金堂前で降りて少し歩いた場所にあります。


車でも台数はあまり止めれませんが、近くに無料の駐車場があります。少し離れますが「金剛峯寺」の前には大きな無料駐車場があります。


バス通りから南方向へ向かう道に、寺名を知らせる看板が立っています。



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この看板が立っている道を南下する。



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突き当たりに寺名を知らせる石碑が建っています。



石碑から西方向へ少し進むと「山門」があります。



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山門。



「山門」を抜けると右手に「寺務所」があり、正面に「弘法大師御衣替霊場」というお堂があります。



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寺務所。



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寺務所横の本堂内へ入る玄関。



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弘法大師御衣替霊場のお堂。



「弘法大師御衣替霊場」のお堂の中に、「観賢僧正」が掘ったと言われる「御衣染の霊水」の閼伽井があります。


この不老長寿の霊水とも言われる「御衣染の霊水」(水)を使用して、大地で育った黄柏、蘇葉、木蘭、石楠等の薬草(地)を煎じて、太陽の光(天)で衣を染め上げます。


天地水の三徳で染め上げられた衣は、毎年3月21日に「弘法大師空海」の廟所へお供えして、この新しい衣を着て「弘法大師空海」は1年間修法されると高野山では考えられています。


交換された古い衣は小さく切って、様々な功徳がある「御衣切お守り」というお守りにするようです。



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御衣染の霊水の閼伽井。



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閼伽井から霊水を引いていて、蛇口で霊水を出すようです。



御朱印を頂いた時に若い僧の方から是非、飲んでいって下さいと言われて飲んできましたよ。


ポリタンクに入れて持って帰る人も多かったですね。霊験あらたかな霊水のようですね。


このお堂には「入定大師」が祀られています。


「醍醐天皇」の夢枕に立った頭髪、髭が伸びて、衣は汚れてぼろぼろな「弘法大師空海」の姿のようです。



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お堂の奥に祀られている。



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入定大師。こんな姿をした弘法大師を見たのは初めてですね・・・。



「入定大師」の側には「地蔵菩薩像」、「巡り錫杖」があります。



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地蔵菩薩像。



「巡り錫杖」は四国八十八ヶ所の大先達の方が寄進されたもので、3度錫杖を揺らすと四国八十八ヶ所を巡拝した御利益が頂けるそうです。



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巡り錫杖。



「弘法大師御衣替霊場」のお堂の奥に「本堂」があります。



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本堂。



「本堂」には「弘法大師空海」作と言われる本尊の「十一面観世音菩薩像」、「弁財天像」などが祀られています。



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本堂前。結構な古さを感じる本堂です。



「本堂」は閉め切っていて中を全く見ることは出来ませんが、「寺務所」の横にある玄関から中へ入ることが出来て、「本堂」内から本尊を拝むことが出来ます。



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玄関から廊下で繋がっている。



「本堂」の側には大阪の夫婦漫才師、「人生幸朗・生恵幸子」のお墓があります。


「責任者出て来い!」の決め台詞を吐くボヤキ漫才で、全国的に人気があったようです。


実際、漫才をやられている映像を観た記憶はないですが、「責任者出て来い!」という決め台詞は知ってましたね。



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人生幸朗・生恵幸恵のお墓。



「宝亀院」にはどういう経緯であるのか分かりませんが、植物の化石がたくさん並べられています。



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植物の化石。



今回、初めて高野山を訪れたんですが、あまりにもの大きさにビックリしましたね∑(゚Д゚)


バス通りの国道480号線沿いにたくさんの堂宇や塔頭があって、いつものようにぶらぶら時間をかけて探索しようと思っていましたが大間違いでした(>_<)


「宝亀院」と同時に高野山のことを紹介しようと思い、「金剛峯寺」は少し拝観したんですが、他はあまりにもの大きさにパニックになって今回は撤収しました・・・。(/ω\)


西国三十三ヶ所観音霊場の御朱印を押した笈摺に、「奥の院」の御朱印を押す場所があり再訪することになるんで、あらかじめ高野山のことを調べて記事を書きたいと思います。ほんまにデカ過ぎます!!


とりあえず「仁王像」が安置されている「大門」だけは、じっくり写真を取ったんで紹介しときます(´∀`)


「大門」は1705年に再建されたもので、重要文化財に指定されています。


「根来寺」の「大門」も凄かったですが、高野山の「大門」はそれ以上の迫力がありますねΣ(・ω・ノ)ノ!



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大門。重要文化財。



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根来寺の大門と同じく、山号が1文字ずつの扁額となっている。



「大門」にはその大きさにふさわしい「仁王像」が安置されています。


「仁王像」の大きさとしては「東大寺」の「南大門」のものに次ぐ、2番目の大きさのようです。1703年作のもので重要文化財に指定されています。



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阿形。仁王像が立派だとテンションが上がります。



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吽形。



最後に高野山は平成27年に開創1200年を迎え、平成27年4月2日から5月21日の50日間、高野山開創1200年記念大法会が行われるようです。


これにちなんで、マスコットキャラクターを公募して決定したのが「こうやくん」です。



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こうやくん。高野山の修行僧を、ゆるかわ風にしている。



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こうやくん石像バージョン。筆を持ってます。



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宝亀院の御朱印。