西国三十三ヶ所めぐり 葛井寺 | まっちゃんの人生おもしろおかしく生きていきたい

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西国三十三ヶ所めぐりで最初に巡礼したのが、自分の家から一番近い大阪府藤井寺市にある第5番札所「葛井寺(ふじいでら)」です。


西国三十三ヶ所観音霊場、第5番札所「紫雲山(しうんざん) 葛井寺」。創建は725年。開基は「行基菩薩」。宗派は「真言宗御室派」。本尊は「十一面千手千眼観世音菩薩像」。


詠歌 「参るより 頼みをかくる 葛井寺 花のうてなに 紫の雲」


「葛井寺」の創建は7世紀中頃、百済から渡来した葛井氏の氏寺として創建されたと伝えられています。


724年、「聖武天皇」の勅願により七堂伽藍を建立し、「古子山葛井寺(紫雲山金剛琳寺ともいう)」の勅号を与えられ、本尊の「十一面千手千眼観世音菩薩像」を造立しました。


翌年、「行基」が導師となって開眼法要を行った事が「葛井寺」の始まりとされています。


奈良時代から平安時代にかけて「葛井寺」は大変栄えましたが次第に荒廃し、1096年にそれを嘆いた「藤井基安」が伽藍の修復をし復興させました。


このことにより「葛井寺」は「藤井」の名を取って、「藤井寺」と呼ばれるようになったと言います。


その後、度々の兵火で焼失し、1510年には大地震によりほとんどの堂宇は倒壊してしまいます。


現在の「葛井寺」の寺観は慶長年間以降の「豊臣秀頼」の寄進や、徳川幕府の庇護を受けて再建したものです。


「葛井寺」は近鉄南大阪線藤井寺駅の、アーケードに覆われた商店街の中を通って行きます。


西国三十三ヶ所観音霊場は山に建立している寺院が多いけど、「葛井寺」は町中にある数少ないお寺となっています。



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藤井寺一番街。この中を通って行く。



商店街のアーケードを抜けると、左側に「四脚門」があって境内に入ることが出来ます。


「四脚門」は1601年、「豊臣秀頼」によって寄進されたもので、「葛井寺」で最古の建築物で重要文化財に指定されています。



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四脚門。重要文化財。



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西国三十三ヶ所観音霊場を知らせる石碑が。



「四脚門」より南東へ行くと「南大門」があります。



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南大門。1800年頃再建。



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紫雲山と刻まれた南大門扁額。



「南大門」には「仁王像」が安置されています。



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阿形。



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吽形。



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南大門側は新しい石碑となっている。



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境内側から見た南大門。



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境内側の南大門の左側には円形の板に描かれた本尊が。



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右側には地獄絵図が描かれた屏風がある。



境内の敷地はそれほど広くはありません。「南大門」を抜けて真正面に「本堂」があります。



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本堂。1776年再建。



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別アングルから。



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本堂内正面。



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本堂前左手。



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本堂前右手。奥に納経所があります。



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本堂内左手にびんずる尊者が。



本尊の「十一面千手千眼観世音菩薩像」は秘仏ですが、毎月18日に開扉され拝観することが出来ます。


天平時代に造立したもので日本最古の千手観音像であり、国宝に指定されている大変貴重な観音様です。


千手ということで実際に千本の手がある「千手観音像」はほとんどなく、42本の手を持っている観音様が多いです。


1本の手で25の世界を救うと言われており、中央で合掌している手を除く40本×25=1000本となるので「千手観音」と言われるようです。


「葛井寺」の観音様は何と、1043本の手を持っています。脇の手のひら全てに眼が彫られています。


西国三十三ヶ所観音の本尊がほとんど秘仏で、33年に1度とか年に1度とかが多い中で、国宝にも関わらず毎月1度拝観出来ることって非常に凄いことです。


拝観料300円というリーズナブルな金額で拝観出来て、天平時代の作で1043本の手を持つその姿は圧巻で、自分の西国三十三ヶ所観音の中でトップ3に入る観音様です。



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大の手2本、中の手40本、小の手1001本、合計1043本の手を持つ本尊。



「本堂」以外のその他の堂宇などを紹介します。


「阿弥陀二十五菩薩堂」は本尊の「阿弥陀如来像」を中心に、「聖衆来迎二十五菩薩像」を安置しています。



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阿弥陀二十五菩薩堂。



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中央に阿弥陀如来像、左右に聖衆来迎二十五菩薩像が安置されている。



「弘法大師堂」は「弘法大師空海像」が祀られています。



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弘法大師堂。撮影用に修行姿の弘法大師空海の顔出し看板が。



「弘法大師堂」の右手には「弘法大師修行像」があります。



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弘法大師修行像。



「護摩堂」は本尊に「不動明王像」が祀られています。



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護摩堂。



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護摩堂内。役行者(役小角)像も祀られている。



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鐘楼堂。



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梵鐘。



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宝蔵。



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手水舎。



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弁天堂。



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池には巨大なコイが泳いでます。



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専心龍乗観世音菩薩像。



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出世地蔵大菩薩。



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役行者(役小角)像。



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青銅鳥居。



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紫雲石灯籠。



この「紫雲石灯籠」は明治時代に造られた複製品で、本物は「本堂」裏の庭園に建てられていて、鎌倉時代作のものだと言われている。複製品なので損傷部分も同じにしてあるそうです。


名称の由来ですが「花山法皇」が「葛井寺」へ巡礼した際、本尊の眉間の白毫(びゃくごう)から光り輝き、紫雲が石灯籠からたなびいていたからと言われています。



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旗掛けの松。



「旗掛けの松」は南北朝時代の南朝の英雄「楠木正成」が1348年、この地で合戦が起きた時に戦勝祈願した際、この松に菊水の旗を掛けたと伝えられています。


「楠木正成」は「葛井寺」に菊水の旗や守り刀を寄進し、息子の「楠木正行」は「大般若経六百巻」を寄進したようです。


この「旗掛けの松」も「三鈷の松」のようで3本の葉になっており、この時「楠木正成」は3人息子「楠木正行」、「楠木正時」、「楠木正儀」に、「この松葉のように3人が力を合わせて、武士道に励みなさい」と言い、3人に誓わせたと言われています。


以来、この三鈷の松葉を持つと、力が付くという言い伝えがあるようです。


探してみたんですが、三鈷の松葉はありませんでしたね・・・。



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塔心礎石。



「塔心礎石」は約1400年前、葛井氏が氏寺として創建した時の塔の礎石であるようです。


最後に「葛井寺」にも西国三十三ヶ所観音霊場のお砂踏み道場があります。



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第29番札所、松尾寺の本尊である馬頭観世音菩薩像。



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小さな石像で安置されてます。



境内に全ての本尊の石像が安置されており、番外として「善光寺」と「花山院」の2つがあって、合計35体の観音様の石像が安置されています。





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葛井寺の御朱印。