昨日の「JIN-仁-」第11話にて、全ての謎が明らかにされました。
「南方仁」が医療品を持って江戸時代にタイムスリップしようとしたのは、「橘咲」の病気を治療するためだったんですね。
しかし本来、江戸時代に行かなければいけない「南方仁」が行かず、別の「南方仁」がタイムスリップする結果となってしまう。
タイムスリップって非常にややこしい世界観があって「パラレルワールド」という、たくさんの違った世界があるという考えがあるんですね。
「南方仁」も最初は自分の世界の過去へタイムスリップしたと思ってたけど、実際は別の世界の過去へタイムスリップしていて、未来へ戻ってきた世界も本来、自分が存在していた未来ではなく、過去で「南方仁」が医療活動や坂本龍馬を通じて歴史を変えてしまった未来へ戻ってきたんですね。
そのタイムスリップが無限に続くといった考えになってるようですね。
「南方仁」がタイムスリップの出口から未来へ戻った時に、「橘咲」の病気を治す「ホスミシン」が落ちていましたよね。
あれって本来は何もしらない「南方仁」が、治療するために戻ってきた「南方仁」と揉み合った際に、過去へタイムスリップする南方仁が持ってくる事になるはずで、本来は入り口に落ちてて、月日が経ってて新しいものじゃないはず。
でも出口に新しい「ホスミシン」があったということは、新たに起こるタイムスリップで何か歪み的なことが起こって、階段で落としてしまった「ホスミシン」が出口に落ちてしまったかもしれないですね。
それは神が起こした奇跡であるかのように・・・。
実際、この「ホスミシン」を使用して「橘咲」は生還することになる。
未来へ戻った「南方仁」は、神による歴史の修正力を目の当たりにする。
本来は自分で自分を手術するんだけど、同僚の医師に手術されていることになって、胎児腫瘍も良性の腫瘍となってしまっていた。
「南方仁」が去ってからの「仁友堂」の先生達や、橘家の人達がどうなったか自分自身で調べ、ここでも神の歴史の修正力が働いている事を知る。
「南方仁」が「仁友堂」を設立したことや、「ペニシリン」を製造をし医療活動を行った幕末の出来事は、「南方仁」に師事していた「佐分利祐輔」「山田純庵」「福田玄孝」らの出来事となっていて、「南方仁」という存在は全くなかった。
「ペニシリン」は史実通りに、イギリスの「フレミング」によって発見されることは変わらないが、それ以降に日本でも土着的に生産されていたという史実になっていて、古来からある医学館の本道と西洋医学を融合させて、日本独自の和洋折衷の医療を創設し医学界の反逆者とみなされた医療結社「仁友堂」という形で歴史に刻まれていた。
「南方仁」は偉人として残る年老いた「仁友堂」の先生達の写真を見て、自分が未来に戻った後、医療の発展に尽くし現代の医療の創始者的存在となってくれたことに対し感激を受けてましたね。
しかし医療界の歴史で「橘咲」の名前が見当たらず、手掛かりを探しに江戸時代に住んでいた家の場所へ向かうと、「橘醫院」という町病院があり「橘未来」という「友永未来」とそっくりな女性と会う。
「橘未来」の先祖は「橘咲」であって、「橘咲」は生涯独身で「友永未来」の先祖「野風」が亡くなった後、子供の「安寿」を養子とし橘家の人間として育てた。
本来、存在するはずの「友永未来」は、「橘未来」として存在することになったんですね。
「橘咲」も神の歴史の修正力によって記憶を消されてしまったけど、神の優しさからか全て消した訳ではなく、かすかな記憶を頼りに名前は思い出せないけど、以前先生という方がいたということを思い出し、「○○先生」という名で「南方仁」が告白した時に素直に言えなかった「あなたをお慕いしていた」という気持ちを約140年越しで、手紙として「橘未来」から手渡されて感動していましたね。
この場面が一番、泣けましたね・・・。
「坂本龍馬」考案の「船中九策」も未来で受け継がれていた。
「坂本龍馬」亡き後、「橘恭太郎」が九番目の医療の保険制度について感銘を受けて、徳川の為ではなく橘家の為、そして「坂本龍馬」が実現したかったことを代わりに実現させるべく尽力したと聞き、ここでも感動してましたね。
最後に「南方仁」と「橘咲」が結ばれなかったことが、ちょっと残念でしたけどね。
「友永未来」が患った病気が、「橘未来」も患ってしまい「南方仁」が務める病院へ来る事になる。
しかし「南方仁」には「橘未来」の名前に驚きを見せなかった。
それは神による歴史の修正力で「南方仁」の記憶を消したのか、過去に失敗した「友永未来」の手術を帳消しにするかのごとく、自ら手術させてくれと名乗り出る。
何か続きのあるような、ないような終わり方だったのが気になりますけど・・・。
全てにおいて感動する結末に、自分が今まで観てきたドラマで一番名作として心に残る作品でした。