自分が生き物で飼育しているのが、日本淡水魚である。
以前、「ゴクラクハゼ」について書いたけど、今回は「カゼトゲタナゴ」と言うタナゴの一種だ。
タナゴも様々な種類があり、一般的に数が多いのが「バラタナゴ」である。
「バラタナゴ」でも日本産と中国産のものが、日本には生息しており日本産は「ニッポンバラタナゴ」、中国産は「タイリクバラタナゴ」と呼ばれている。
中国産は、1940年代初めに長江から移入されたソウギョ、ハクレンなどに混じり利根川水系に定着し全国に広がっていった。
ブラックバス同様、外来種の一種である。
「カゼトゲタナゴ」は九州地方にしか分布しない、非常に貴重なタナゴの一種である。
日本にもともといるタナゴ類は、ブラックバスなどの外来種が増加し捕食されたり、護岸工事で住める環境が無くなったりと減少傾向にある。
「カゼトゲタナゴ」も絶滅危惧種に指定されており、非常に数が減少している。
ペットショップで買えるものは、人工で育てられたものがほとんどだ。
タナゴ類の産卵は非常に変わっていて、二枚貝の中に卵を産みつけてオスが受精し、二枚貝の中で孵化してしばらく中で育ち、一カ月ぐらいで二枚貝から浮上してくる。
最近、繁殖をしてみようと思い二枚貝(マツカサガイ)を購入し水槽に入れた。
「カゼトゲタナゴ」は春と秋に産卵を開始し、オスは腹が真っ黒くなり、口は口紅をつけ全体的に赤青の綺麗な婚姻色が出始め、メスは卵を持つとお尻から卵管が伸び始める。水温がだいたい25℃ぐらいで産卵するようです。
オスより小型なメス。婚姻色が出てないオスも通常はこんな色をしてます。
メスが産卵を始めようとすると二枚貝の口の側へ行き、体を震わせて二枚貝が口を開ける瞬間を狙って、卵管を二枚貝の中へ入れて卵を産みます。
一瞬です。入ったかどうか分からないです。失敗すれば外に卵がこぼれるんで分かるんですが、中に入ったのは分からない。
オスはメスが産卵したのを見計らって、一斉に多数寄ってきて受精します。
自分の子孫を残すのに必死なんですね。
産卵した二枚貝は親のいる水槽に入れておくと、孵化して浮上してきた時に食べられるので別の水槽へ入れます。
とりあえず産卵している姿を見たので、二枚貝を別の水槽へ入れてました。
今日、一匹水槽に小さな「カゼトゲタナゴ」の稚魚が元気よく泳いでいました。
画像に取りたかったのですが、ちっちゃくて泳ぎまわってるので撮れませんでした・・・。
まだ孵化して出てくるか分かりませんが、とりあえずこの一匹を成長させるのが目標です。
親のいる水槽には別の二枚貝を入れてるので、またしばらくして分けている水槽に入れようかと思ってます。
多く産まれて画像で分かるようになれば、ブログでアップしたいと思います。
