皆さん、おはようございます!🌞

スギ花粉はピークを過ぎたらしいのですが、

まだまだ症状がひどい私です……

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます🥰

 

水仙は1月から咲いていますが、緑×黄色の対比が美しいので

思わずパシャリ。

 

さて。本日は久々の雑談👀

 

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今月に入ってから、本を色々読めるようになって

やっと数100ページの本も楽しみながら読めるようになりました💦

本屋と図書館が好きな私としては、本当に嬉しい。

癒しを取り戻しました😂

 

図書館あるあるで、(上)ではなく(下)が来てしまった「パチンコ」。

(下)しか読んでいないんですが、

(上)はイメージできた(&一部試し読みできたから?)ので、読み切りました。

 

 

ですので、片手落ちの感想であることを事前にお伝えします💦

ラジオでおススメされていたので、読んでみました。

各巻300ページを超える大作です。

 

作者はコリアアメリカンのミン・ジン・リーさん。

アメリカでベストセラー、2017年の全米図書賞の最終候補にもなった作品です。

待望の日本語版です。去年夏にリリースされました📖📗📕

 

 

 

解説などで書かれていましたが、

アメリカでのヒットした理由としては、移民が多い国で、

1世と2世で自らの立場について感じていることの異なりや思いなどが

この物語と重なっているのではないかと。

 

作者が学生時代に「在日」の存在を知り、

そちらを着想として30年来、書き続けてきた作品で、

一時期、家族の日本転勤の関係で来日したことから

それまで書き上げたものを投げ捨て、一から書かれた大作です。

4代に渡る在日コリアン一家の物語。

 

ここまで読むとヘイト本や、歴史扇動的な要素があるのではないかと

恐れを感じる方もいるかもしれませんが、日本批判などもないです。

(ただ、間接的に色々と投げかけている部分はあります。)

 

困難な状況に置かれても、根底にある家族愛が強く心を揺さぶります。

そして、その底力に強いインパクトを感じました。

清貧がいいとは決して思わないけど、そんな状況でも失わない品性。

人間としての善良性について考えさせられます。 

 

そして、無意識にカテゴリーやフィルターを通して

見ている自分の存在にも。

偏りはあることは当然ですが、その偏りとどう付き合っていくべきか

色々と考える機会をもらった気がします。

 

登場人物が多くて、本当に濃い話にはなりますが

これが半日で一気に読むほど引き込まれた理由だと思います。

(途中で目が疲れて、少し昼寝したけど💦 これも至福のひととき…)

 

在日コリアンというと、色々な印象がある日本ですが、

彼、彼女達の置かれた立場をイメージすること、

そして、少し拡大解釈すると、移民の持つ背景などに思いを馳せること。

そして、国籍問わず、隣にいる人のことを想像することは

すごく大切だと感じます。

 

蛇足ですが、イ・ミンホさんが主演で

Apple TV+でドラマ化されるようですね!楽しみですね~

 

ちょうど、今アカデミー賞で多数ノミネートされている

「ミナリ」も話題になっているようですが、

(本日から上映のようですね!)

「韓国出身の移民一家が理不尽な運命に翻弄されながらもたくましく生きる姿」

という部分は、パチンコに通じる部分があると感じています。

 

 

 

 

平日の空いているタイミングで観に行きたいと思います!

2時間近い大作なので、体力が持つかな…

またレポート書けるといいな🤓

 

早咲きの桜はもう満開ですね。

今日も素敵な1日をお過ごしください🎀