どうしても、しっくりこないなぁ、、と、思った話。
monチャンは、日本で生まれた。
私の生まれ故郷と同じ岡山県。
南のほうで、とても田舎。
いまだにヤンキーとかいそうな田舎。
そこに7ヶ月のころまで住んでいた。
monチャンをスリングに入れ、買い物に出かけると、
向こうのほうから、知らないオバチャンが
私に話しかけながらやって来る。
「あんた、何を大事そうに抱えとんかと思うたら、
まあ、赤ちゃんじゃが。今何ヶ月?
目がパッチリしとってかわいいなぁ~。
こりゃぁ、お父さん似じゃな。
ん?あれ?お父さんは外国のひとかな。
今ごろは、ハーフ言うんかなぁ。
んーまぁ~、かわいいなぁ。
ちょっと奥さん見て見て!ハーフの子よ。
かわいいわぁ~。」
、、そして、見せ物状態。。。
まぁ、かわいいと褒めてもらって、
嫌な気はしないけど、
ひとつ、気になる言葉。
「目がパッチリしているから父親似」ですと?
オバチャン、この子の父親を見たんですか?
勝手に消去法にしないでください!!
こんなやり取りが、おかしいくらいによくあった。
kaiチャンは、ウェリントンで生まれた。
生まれたときは、私に似ているとよく言われた。
monチャンは、7ヶ月でこっちに来たときから、
どこへ連れて行っても、
「ユー アー ソー キュ~ト!」
「ユー アー ゴージャス!」
、、と、褒められっぱなし。
人見知りも全くしない子だったから、
会う人会う人に笑顔を振りまいていた。
あまりにも褒められすぎて、それが日常化。
アジア人系の子どもって、欧米人から見ると、
珍しいから、かわいいと思うものなのだろうと解釈していた。
ところが、、、
kaiチャンは全くといっていいほど、
かわいいと褒められることがなかった。
やっぱり、私に似ているからか?
、、、と、思い始めていた。
でも、最近、やっと、かわいいと褒められ始めた。
monチャンほどではないけど、
それなりに褒められ、
人見知りもなくなったので、
声をかけられると、にっこりスマイルで、
サービス精神もチラホラ見え始めた。
よかった。私のせいではない。
人見知りしていたから、表情が悪かったのだろう、、、
そう、思うことにした。
そう思っていた矢先、、、
誰だったか忘れたけど、
「最近、kaiチャン、お父さんに似てきたね。」
、、、と、言われた。
なぬ?
そういうことだったのか。
、、てことは、
私の要素はないほうがいいのか!
なんだか、すっきりとしない今日この頃なのだ。。。