ハカとは、あの、ニュージーランド代表のラグビーチームが、
試合前に並んで中腰で膝を叩きながら叫んでいるので有名な鼓舞。
もともとはニュージーランドの先住民マオリ族の戦士が、
戦いの前に相手を威嚇するためのものだったとlupoが教えてくれた。
まだ日本に住んでいたころ、空手家の角田信朗さんが、
ハカを習いたいということでニュージーランドに訪れる番組を見た。
マオリの血を引く者たちの家みたいなところで歓迎され、
ハカを披露してもらい友好的な雰囲気ではあったものの、
結局ハカを習うことはできぬまま番組は終わった。
私は、ハカというものは他の民族に容易く教えられるなものではなく、
マオリの血を引くものが代々受け継ぐような、
とても神聖なものであるからだろうと思った。
つい最近までそう思っていた。
monチャンが帰るなり、
「カ マテ、 カ マテ、」
、、と、始めるまでは。。。
学校で週一回、マオリ語の授業がある。
言葉を学ぶだけでなく、遊び歌や、ダンスなどもしているみたいだ。
文化や風習を後世に残すための取り組みなのだと思う。
その中で、ハカも習っているらしい。
もともとが戦士(男)の鼓舞なので、女の子達は合いの手役にまわるため、
monチャンは物足りず、帰ってから発散させていたみたい。
私の住む地域は、様々な人種がいる。
とくに多いのがアジア人。
マオリ語を習うことや、文化に触れることはいいことだと思う。
でも、なぜ、
だから、なぜ、
角田さんは、ハカを教えてもらうことができなかったのだろうか。
ここに疑問が残ってくる。。。