ウェリントンでの生活も、もうずいぶん慣れたよね？
、、なんて訊かれても、結構、引きこもっているし、ひっそりと暮らしている
ので、新しい家には慣れたよ。、、といった答えが正しいかなぁ、、と、思って
いたけれど、多少の強風では驚きもしなくなったところが、ウェリントンの人に
少しだけ近づけたかなぁ、、と、思う。
が、しかし、先週末の強風は、単なる強風ではなかった。
私の住んでいるところは、わりと風からは守られている。、、にもかかわらず、
ビュービュー、ゴーゴー、と、大きな音をたてていた。monチャンも風が吹くたびに、
「びゅうーびゅうー」と、言っていた。
昨日は強風だったけれども天気は良かったので、散歩に出掛けた。
いや、強風だったことに出掛けてから気付いた。我が家は本当に風から守られた
場所にあったんだ。、、と、そのとき気付いた。
少しくらい雨が降っても、少しくらい風が吹いていても、必ず誰かしら公園で遊んで
いる。さすが、ウェリントンの子どもだなぁ、、と、いつも思わされる。だけど、昨日は
スクールホリデイなのに、ひとりとして公園で遊ぶ子どもはいなかった。
やっぱり風も冷たくて、早めに散歩から帰り、家のまわりで遊ぶことにした。
新しく植えたものや、冬を越して新たに芽吹いた緑が気持ちいい。
つぼみができるたびにmonチャンに摘まれて、もう、咲かないかも、、と、心配した
ラベンダーも、去年より立派になって、元気そうだ。次から次へと濃い紫の花を
咲かせ、マルハナバチを呼び寄せる。
以前は怖いものなしかと思っていたmonチャンだったけれども、最近はブーンと
音をたてるマルハナバチが怖いらしく、ハチが寄って来ると
「こわい。」と、言って逃げる。ラベンダーはマルハナバチによってmonチャンから
守られているようだ。相利共生的関係か？
逃げた猫をいつまでも目で追いかけていた。