ボランティアさんって
本当にすごい
猫が好きってだけじゃ
絶対に出来ない
個人でボランティアをされている
Yさんに出会って
改めてそう思いました
16日夜9時
捕獲器を届けてくださり
翌17日朝9時半
市役所から今帰って来ましたと
お電話がありました
私が手術をと思っている
きゅーちゃんとキジ白ちゃんが
行政枠の無料チケットで手術が出来るよう
申請に行ってくださったそうで
申請が通りましたと連絡をくださいました
そして
Yさんは
今捕獲に入っている現場があるので
そこの猫ちゃん達と一緒に
手術をしてしまいましょう
病院へは私が連れて行きます
だから
練習なしで
今日本番行っちゃってくださいと
確かに
手術は早いに越したことはない
でも
私にも心の準備ってもんが欲しい

なんてことは
こんなに一生懸命
協力してくださっているYさんに
口が裂けても言えません
というわけで
1週間の
捕獲器慣らし期間をすっ飛ばし
予定を大幅に変更して
昨夜
本番に臨みました
夕方6時
微かな期待と大きな不安を胸に
捕獲器をセット
仕事帰りに買って来た
Yさんからは
朝まで仕掛けておいて
入ったらラインをしてくださいと
指示をいただいていましたが
心配で仕方なかったのか
ご自分の捕獲現場から
9時前に様子を見に来てくださいました
そして
庭にも仕掛けましょうと
捕獲器をもう一台追加で
持って来てくださり
また現場へ
颯爽と戻っていかれました
私はといえば
とてもしらふなんかじゃいられず
アルコールに頼る情けなさ
ビール飲みました
すみません
午前0時捕獲器確認
変化なし
午前2時2度目の確認
変化なし
ソファーで仮眠していたところ
茶々に起こされたのが
午前4時前
3度目の確認 変化なし
1時間程ベッドで寝ようと二階へ行き
しばらくうとうとしていると
茶々が慌ただしく走り回る音で
目が覚めた
窓から外を見て唸っている
ムムムムッと
慌てて私も窓から外を見渡した
すると次の瞬間
玄関前に置いた捕獲器の
扉が閉まる様な音が聞こえ
その後
ガタガタと捕獲器が音を立てている
誰か…
入ってる
主人を起こそうかとも思ったけれど
覚悟を決めて
ひとりで外へ出た午前4時38分
薄暗い中
少し離れた場所から
捕獲器を覗くと
黒っぽい大柄な体
丸い大きな目がじっとこちらを見ていた
トトロくんか?
刺激しない様にそっと近づく
そして
捕獲器の中に
私が見たのは
たぬき
何回見ても どこから見ても
どーー見てもたぬき
とにかく逃さなきゃ
でも怖い
怖いけど逃さなきゃ

一度家に戻り
厚手の手袋をはめてたぬきの元へ戻る
そういえば最近カメラには
しっぽとお尻しか写ってない子が
よく夜中に録画されていた
カメラは低い位置に置かれているので
大柄なたぬきは
顔が映らなかったのだと
その時合点がいった
驚かせない様に
そっとそっと扉を開け
そっとそっとストッパーを差し込み
猛ダッシュでその場を離れ家の中へ
10分程して
もう逃げただろうと
捕獲器を片付けるため
庭を通って玄関へ向かった
庭に置いた捕獲器の横を通った時
捕獲器の中に黒いかげ
見ると
さっきのたぬくんが
また入ってしまっていた
しかも
暴れたのか
周りの新聞紙が破れ
捕獲器と石畳に血が付いていた
かなり出血している
たぬくん
ごめん

扉を開けると
本当は走って逃げたかっただろうに
ゆっくり歩いて帰って行った
関係のないたぬくんに
怪我を負わせてしまった事が
きゅーちゃんを捕獲出来なかった事より
ショックだった
凹みながら
Yさんにご報告
気持ちを立て直す時間が欲しかったけれど
病院の予約の都合もあり
今夜も捕獲は続行する
ただ
またたぬくんが入ってしまう事は
どうしても避けたかった私は
Yさんに正直に気持ちを伝えた
捕獲器を仕掛ける時間を
午前1時ごろまでにしたいという
私の申し出を聞いてくださり
弱気になっている私を
気遣ってくださいました
本当に
優しくて頼りになる方です
ひとりじゃなくて
本当に良かったと心底思いました
今夜はどんな展開が待っているのだろうか
とにかく
やらねばなりませぬ
頑張ります

