振り向いた顔がジトっと汗ばんでいて、ハンカチを団扇の代わりにヒラヒラさせてて、いかにも暑そうであります。
今そんなに暑くないけどなあ。
人より相当汗かきで暑がりな俺がそう思う状況で、そんなに暑そうだという事は、この電車に間に合うために走って来たりたんでしょうかね、この人。
すいません。
どれだけ暑そうだろうが大きなお世話ですね。
別の考え事をしながらぼーっと前を見てたんだけど、視界の中であまりにチラチラ動くので、何時の間にかつい観察してしまったようです。
さて、電車がやってきて乗り込んだぞ、と。
寒っ!
冷房が涼しいを通り越してむしろ寒いくらいですけど?
乗ってる人が少なかったから、良く効いてたのかな、冷房。
節電節電とそこかしこで連呼している昨今、電車の効き過ぎた冷房で寒いなんて久しぶりで新鮮だ。
昨日も一昨日もせっせと移動して、汗だくになってどっと疲れたけど、今日みたいに時々冷房を寒いと感じるくらいだと快適だよなあ。
シートに座って温度に慣れてくると快適に過ごせる温度。
時折攪拌されたエアコンの風が腕に当たるのがヒヤリといい気持ち。
暑そうにしてる人もいるから、今日が特別涼しいわけではなくて、どちらかと言うと自分の感じ方が昨日と違うっぽい。昨日と同じ状態ならば、今も汗だくなはず。
ふむ。
何故に今日に限ってこうなのか。
汗って体温を調節するために出るんだよな。
昨日までと違ってラフな服装でいることが要因の一つか?
こう書いたらこのクソ暑い時期にスーツを着込んでたみたいですが、しっかりクールビズでしたけどね。中途半端にクールとか言っても、暑いものは暑いわけで。
それとも。
久しぶりにわりとのんびり歩いたから、体温上がってないのかな。
早くオフィスに行って資料の続き作らなきゃ、とか、時間に余裕持って移動しとかないと、なんて焦りから今日は解放されてるおかげかな。どうせ一時的なもんですが。
だとすると。
暑い時には出来るだけゆっくり効率的に体を動かして、体温を上げない事が涼しく過ごすコツだってこと?
ふと、
心頭滅却すれば火もまた涼し
なんて言葉が浮かんできました。
ええ、ただ何となく浮かんできただけで、趣旨がまるで違うのはわかってますとも。気の持ちようで火が涼しくなるわけ無いじゃないですか。暑いくらい、『熱い』のに比べればヌルいもんですよ。たぶん。
そういえばこの言葉を言ったと言われている人って焼死しちゃったんだよねー。
むう。
もしなるべく無駄な動きや力を入れる動作を減らことが効果的な暑さ対策だったりしたら、夏は熱いから動きたくない、がますます自分の中で補強されて一層運動不足に陥りますな。ああ、もちろん冬は寒いから動きたくないです。春や秋は気候がちょうど良くてせっかくいい気持ちなので動きたくないです。いつ動いてるんでしょうね。
そんなこんなで。
汗かきなくせにどうすれば暑くならないのかと考えて行動したことがなかったことに気がついた私です。
無駄に体温を上げないように気をつけるってのは結構効きそうな気がします。
逆に言うと暑いかどうかとか気にせずに体を動かしてたようなきがします。
ちょっと気をつけてみようかな、と思いましたとさ。