言葉上は、下からの意見を上に上げていく、となる。

 下からの意見をすべて採用することではないが、そう主張する輩もいる。

 

 よく議員が、お困りのことをどんどん声にしてください。などと何でも聞きます、的な発言をする。

 前の公園の子供がうるさいから公園をなくせ、など単なる我儘を主張する輩が少なからずいる。

 公序良俗の範囲での主張は問題ないが、何でも自由に主張して良いにはならない。

 

 また、組織運営の経験がない者が運営について物申す。井の中の蛙が、大海について意見を述べる。

 身の程をわきまえる、これがないから物事がまとまらずあらぬ方向へと向かってしまう。

 

 目的、目標をしっかり見据えて、自分自身をよくわきまえて必要な時に意見を述べる。

 これが出来るなら、そもそも問題など起きない。

 

 ためしに、10人の組織があるとする。

 それぞれが、10通りの意見を言いあう。それだけでは、物事は進まない。

 結局、誰か一人が、決定権を持ち一つを選ぶ。そこで物事は進む。

 

 トップダウンでもボトムアップでも、最後は決定する一人の人間的な大きさ、判断力、実行する強い意志を持っているかで決まる。