先月末の投稿で2021年頭からは女性として過ごす日が半分程になったことをお話ししました。この頃からようやく友人へのカミングアウトを始めます。親しい、しかも口の堅い友人から順に。コロナ禍真っ最中というのもありましたが親しい友人がそもそも同じ都市圏に住んでない場合が多かったのでカミングアウトは全てZoom 等ビデオチャットで。

 

親しくて人格は信頼していても口がどうも軽そう、という友人は申し訳ないけど後回し。ごめんねー。そして日本の友人はほとんどが学校繋がりなので――つまり共通の知り合いが多く、漏れるとあっという間に一斉カミングアウトと同じ結果になりかねないのでかなり慎重になって(怖気づいて)ました。

 

というわけで最初は米国の友人。ブライズメイド、グルームズメンという言葉はご存じの方も多いかと思いますが、こちらの結婚式では新郎新婦の特に親しい友人、兄弟姉妹などが結婚式で特別な役割をします。私達の式はかなりこじんまりとしてましたが、私が最初にカミングアウトしたのはグルームズメンの代表、ベストマンを務めてもらった友人でした。リベラルなことはわかっているし、口が堅いことも信頼できるし。

 

ビデオチャットの参加リンク、コードを送った時のメールには超プライベートな話がある、と伝えておいたわけですが、親友にわざわざこんな文面のメールなんて。友人だったら超プライベートなことも前触れ無しに話すよね。でも今回の(カミングアウト)はちょっと重みが違う。ちょっとシリアスな話だよってことをあらかじめ伝えておきたかったのです。

 

切り出し方はいざとなって迷わないようにあらかじめ決めておきました。チャットが始まっていよいよ本題。心の準備はしたつもりだったけど「実は…」と話しかけて絶句。数秒間?の気まずい沈黙を静かに見守ってもらった後、ようやく――

私「私、自認するジェンダーが男性じゃない」

友人「え?」

私「私、男性じゃない」

友人「え……」

 

そりゃ困惑するよね。でもここまで言ってしまえば後は説明を続けていけばいいだけなのでラクになりました。子供へのカミングアウトの時と同じように、恋愛対象は女性のみであること、妻を傷つけたことにものすごい罪悪感があること、でも婚姻は続けていきたいと思っていることなど。まだ他の友人にカミングアウトしていないけど順にしていくつもりであること。ずっと昔から性別違和があったこと。どこまで性別移行するかまだ決めていないこと……

 

心配してはいなかったのですが、反応はすごくサポーティブ。ひとしきり話をしてほっと(ぐったり?)しました。この数週間後、もう一人の友人に。そしてその次は2021年12月の投稿でお話した今でも友人として親交のある唯一の元カノに。そして元職場の先輩。ここまでは全て米国人。

 

 

日本の友人で最初にカミングアウトしたのは高校、大学を通じての友人で大学の寮も同室だった二人の親友のうちの一人。もう一人は奥様も高校の同級生で部活も一緒。部活の仲間に話さないで、と頼むのが申し訳なくてカミングアウトは1年以上遅れてしまいました。すべて一人ずつのカミングアウトですが、みんな暖かく受け入れてくれました。最初は切り出すのに苦労していましたが、ポジティブな反応が次のカミングアウトの大きな力になっています。本当に感謝です。

 

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