私の三大コンプレックスは一に巨顔、二に薄毛、そして三に貧乳。今日はこのうち薄毛に対して何をやってあがいているのかお伝えしたいと思います。

 

昨年(2022年)2月から3月に妻へのカミングアウトに至った一連の投稿でも述べましたが、40代後半頃から進行し始めたらしい薄毛は50代になると一気に加速します。これが性別違和による苦痛に決定的な影響を与えたわけですが、薄毛対策用品は購入までに至りませんでした。

 

なぜ? 今から考えると信じられないのですがひとつは現実否定。そしてもうひとつはそういうもの使うのが恥ずかしい、という意識。実際薄毛が進行して苦しんでいるのに、恥ずかしいもへったくれもないはずのに。虚栄心があったんでしょうか。それとも性別違和そのものが大問題でそれどころじゃなかった?でも妻へのカミングアウト(6年半ちょっと前)の後、遅まきながら薄毛対策の商品を購入します。ロゲインの外用の泡タイプと同じもので、ミノキシジル5%の市販品でした。

 

これを一番気になっている前髪の左右の生え際に。でも薄くなっているとはいえまだ髪があるわけで、泡の大半は髪の毛に吸収されてしまっている感じ?薬用成分がどの程度頭皮に到達しているのかさっぱりわかりません。(←ロゲイン初心者丸出し) 髪に着いた薬剤は乾くと髪がゴワゴワする感じがして結構不快。1日2回塗布のはずですが実際は1日1回に落ち着いてしまっていました。

 

HRTを開始したのはそれから1年半後の2018年末。HRTの薄毛抑制効果にはかなり期待していましたが、以前の投稿で述べた通りこれも実感できる効果はあまりありませんでした。HRT 開始から2年程たった頃その医療機関に薄毛について相談します。結局それでそれまでの3種のホルモン系の薬(エストラジオール、スピロノラクトン、プロゲステロン)に加えてフィナステリドの錠剤(1日5mg)を処方してもらうことができました。

 

そしてフィナステリド摂取開始から1年。それでも変化の見えない髪の状態に、私はついに皮膚科の専門医にお世話になることになります。HRTで摂取中の薬のことも伝えなければならないのでここは初診からいきなり(トランスであることを)カミングアウト。既にフィナステリドを摂取しているということで半年様子見でしたが半年後にはやはり効果がいまいちということで今度はミノキシジルの内服剤(1日5mg)を処方してもらいました。つまり現在私は5種類(HRTの3種に薄毛対策の2種)の経口薬を毎日服用しています。

 

残念ながらここ数年のこういった努力(?)にもかかわらず薄毛は着実に進行しているようです。50歳からの10年間で髪の量は半分程に減った感じ。若い方の豊富な髪を見ると溜息が出てしまいます。まあでも――もし比較するなら相手は同じ還暦の人でないといけませんね。HRTをやってなかったら同年代の男性と同じ条件になっていたわけですから、効果がないないって文句たれるのは筋違い。摂取中の薬は恐らく薄毛の進行を遅らせる効果はあったと思いますから。

 

あーあ、でも遅かれ早かれまたウィッグのお世話になることになるんだろうか。少し伸びてきた自毛が首筋にかかる感覚は(私の安物)ウィッグの人工毛のそれと違ってすごく好きなんだけど。自毛の感触は全然柔らかいんですよね。高価な人毛100%のウィッグなら違うのかな?

 

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