浪花艶噺 ~Tales of TSUYA~ -38ページ目

浪花艶噺 ~Tales of TSUYA~

俊太郎さまの姿を借りた浪花女の妄想ブログです。
女性ホルモン絶賛捏造中!!!

島原☆大同窓会ギャラリー、只今絶賛開催中!!!

19日までですよ~!!!


絵師さま、作家さまへのコメントは、

『あのねレター』でお願いしますね~♪


撮り忘れてしまった冊子の画像なんですが、

今回ギャラリーでお手伝いスタッフンとして活躍中の今田あつさんが、

撮って送ってくれました~~!!!

あっちゃん、ありがとう~♪

という事で、ぺたりww



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佐幕派が青いの、倒幕派が緑なんですよ~

褌の間の一番奥にちょこんと置いてありますwww



はい、それでは3にんめ~♪






慾~BTS~③






「チッ!んなの、ただの掠り傷だ」


面倒そうに舌打ちする貴方。

巡察中に出くわした不貞浪士を捕らえようとしたのを、

後ろから仲間のひとりに斬りつけられたそうで。


「駄目です、ちゃんと手当しないと・・・」


「・・・悪ぃな」


「腕、出してください」


胸元を大きく寛げ、着物から腕を抜き半身を曝す。


「あっ・・・」


喉奥で笑う貴方。


「くくっ!お前が脱げって言ったんだろうが」


確かにそうなんだけど・・・

頬が・・・熱い。


鍛え上げられた逞しい腕。

焼酎で傷口を洗う。


「・・・っ・・・」


眉間に皺を寄せ痛みに堪える貴方。

その表情が何だか堪らない気持ちを揺すり起こす。

不謹慎なんだけど・・・艶やかで、色っぽい。


いつも私を優しく受け止めてくれるその腕や胸が、

露になっているからかも知れない。

少しきつめにさらしを巻くと、ぐぐ と筋肉が張り出す。


もう片方の腕で私を引き寄せて。


「すまねぇな、今日はお前を思い切り抱き締めてやれねぇ」


そう言いながら、私の胸元を軽く拳で小突く。


「お前のここにある不安、追っ払ってやらねぇといけねぇのに」


貴方はそんな優しい言葉で私を強く抱き締める。

本当に強く強く抱き締められている様に、胸が甘く痛んで。

心がほわり 温かくなって。


貴方の裸の胸に頬を押し当てる。

何の隔たりもなく耳に直接流れ込んで来る、生命の脈動が。

貴方が今ここで確かに生きているのだと教えてくれる。


「いいんです、それなら今日は私が・・・」


貴方の躯に思い切り腕を回す。

大きい大きい貴方を、小さな私が全て包む事は出来ないけど。


「敵わねぇな、お前には・・・」


「えっ?」


「くれてやるよ、俺の全部。好きにしたらいい」


言葉の続きも吐息までも全てを飲み込む、甘い甘いくちづけ。

もっと、ずっと、こうしていたい。

絡み合う舌がどちらのものか分からなくなる程に。


顔を離した貴方に額を弾かれる。


「煽んじゃねぇ、阿呆」



  *


「・・・ったく、お前はほんと放っとけねぇ奴だな」


「・・・・・ごめんなさい、つい・・・」


お遣いで街を歩いていたんだけれど。

余りにも酷い陰口を叩く人たちを見かけ、

つい食って掛かってしまった。


「こんな怪我までして京の街を守っているのに、あんな事・・・」


「あのなぁ、お前の身の危険を一番に考えろ。

武術の心得がある訳でもなきゃ、刀も使えねぇ。

何かあってからじゃ遅えんだ、全く気が気じゃねぇよ」


そう言いながらもどこか機嫌良さげにくちびるに弧を描き、

そのまま優しく覆い被さり、くちづけをくれる。

ねとり 緩やかに大きく絡みつく舌に、

意識ごと持って行かれてしまいそう・・・


「・・・っ!」


「大丈夫ですか?」


腕の力だけで躯を支えられる程、傷は良くなっていないはず。


目の前の鍛え上げられた胸の筋肉が美しくて。

誘われるままに、ひたり 掌を預けてみる。

吸い付く様に肌理細やかな貴方の肌。

するり 撫でてみる。


「どうした?今日はやけに積極的じゃねぇか?」


「えっ・・・あの、綺麗ですよね、お肌。何かされてるとか・・・」


「はぁ?何すんだよ、野郎が。まぁ、ちょうどいい。

俺の腕もこんなだし、今日はお前の好きな様にしてみろよ」


ごろり 仰向けに寝転がると私を引き寄せ、

その引き締まった躯の上に跨らせる。

思わずついた手が感じる胸筋に、太腿が触れる固い腹筋に。


頭がくらり 眩暈を覚える。

見慣れない景色。

熱を帯びた瞳で私を仰ぎ見る貴方。


一糸纏わぬ姿のまま貴方の上に跨る私・・・

頭に思い描いてしまい、顔から火を噴きそうに恥ずかしい。

どこを隠していいやら分からず、咄嗟に覆ったのは自らの顔。


ふっ と貴方の笑う気配に、指の間から覗き見ると。

笑いを咬み殺すのに失敗した貴方が盛大に吹き出した。

・・・ますます恥ずかしい・・・


「阿呆、他にもっと隠すところがあるだろうが。

まぁ、俺から見りゃ絶景だけどよ」


「だって・・・恥ずかしいです・・・」


「恥じるところなんて一つもねぇよ、お前は綺麗だ」


そのまま腕を伸ばし双丘をまさぐる。

頂を捉えた指先が円を描く様に踊り始める。


「・・っ・・ゃあっ・・・んんっ・・・」


仰け反るとより躯が見えてしまう。

かと言って隠れるように蹲ろうとすると、

貴方の手に胸を押し付けてしまう事になって。

動くに動けないもどかしさが、却って自らを煽ってしまう。


「隠すんじゃねぇよ、もっとお前を見せてくれ」



  *


しばらくそのまま強く抱き合っていた。


覆い被さる貴方の下で、私は感じていた。

貴方の鼓動を、呼吸を、温もりを。

そして脈打つ貴方の存在を。

私の中にあるその感覚を刻み付ける様に。


ずるり 出てゆく熱。

今までいっぱいに満たされていたところから、

去ってゆく感覚が切なくて、淋しくて・・・

ひとりでにその熱を追い求め、縋りついてしまう。


「・・くっ・・・締め付けんじゃねぇよ」


ただでさえ敏感になっていると言うのに、

縋る様に形を変える私の中は僅かな感覚も拾い上げてしまう。

出てゆくそれすら刺激になって。


「・・・ぁんっ・・・」


微かに声が零れてしまう。


「お前、何て声出しやがる」


逞しい腕で私を抱き起こし、少し気怠げに艶やかに笑む。

耳許にその形の良いくちびるをぴたり と寄せ、

濡れた吐息をたっぷり含ませた甘い声で囁く。


「まだ、足りねぇの?」


悪戯に与えられる刺激に成す術もなく、

ふるり 切なく震える私の躯。

潤む瞳が貴方とぶつかり絡まる。


「っんな目で見るんじゃねぇよ」


額に音を立ててくちづけをひとつ。


「仕様のねぇ女だ」


頬にひとつ。


「何度抱いても・・・」


もう片方の頬にも。


「また欲しくなっちまう」


鼻先にひとつ。


「煽んじゃねぇよ」



くちびるが触れそうな距離で、ねとり 熱い視線を絡ませて。


「止めらんねぇ・・・」


甘く激しく噛みつかれる。



優しく深く、重なり合う・・・











~Between The Sheets with Toshizo~











Love you all xxx ドキドキ