どうすることがベストだったのだろう
いつも2人で
お孫さんの見送りに来ていた
おじいちゃん、おばあちゃん
なぜかその日は
お見送りは
おばあちゃんだけ
おじいちゃん
どうしたの?
と聞いたら
体調がすぐれないから
車の中で休んでると
子どもたちを見送り
みんな車に戻ろうとしていた
そしたら
おばあちゃんが
電話をかけながら
声をかけてきた
おじいちゃんの様子がおかしいと
慌てて、みんな
おじいちゃんの車に
駆け寄った
車の中の運転席で
青白い顔のおじいちゃんがいた
呼吸はあるものの
顔は青白く
意識はない
おばあちゃんの電話先は
119だった
AEDを!
と言われていたようで
一人のお母さんが
斜向かいの交番に走った
一人のお母さんは
衣類をゆるめた
心臓マッサージは?
シートの上では柔らかくて出来ない
そもそもAEDは
車の中でも出来るの?
車から降ろすにも
女性だけで出来るのか
どうしたらいい?
もう分からないことだらけでした
AEDは交番の警察官が近くの公共施設まで取りに走ってくれたが、現場にAEDが届く前に救急車が到着した
救急隊員が車から救急車に運んで
すぐさま心臓マッサージが始まる
そして病院に搬送された
結局
なにも出来なかった私たち
その日は
どうすることがベストだったのだろう
ずっとずっと考えていた
AEDの講習は受けていたものの
実際には
全く動けなかったのが現実だった
ただただ思うのは
助かって欲しい
そう願うだけだった