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RANDYのブログ

音楽とともに歩む日々の記録

ジョン・サイクス。


彼のギタープレイを初めて目で見て、そして聴いたのは1980年代前半、ニューウェイブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル・ムーヴメントの真っただ中だったと思う音譜


はっきり言って、B級メタルバンドが多い中、アイアン・メイデン、サクソン、デフ・レパードなどがリードを取りながら活躍していた時代だった。


そんな時にタイガーズ・オブ・パンタンという特に何も個性を感じないバンドに突如として加入したのが、ジョン・サイクスキラキラ


ベスト・ヒット・USAという土曜23時15分ごろだったか? にやってた番組、USAのバンドではないけどこの地味なバンドを取り上げてくれた。

LOVE POTION NO.9 というあまりメタルっぽくはないポップな雰囲気の曲だが、ギターが半端ではない。


超速弾き、マシンガンフレーズを広めたのはここでの彼だったドンッ


しかも速いだけではない。


ゆっくりとチョーキングで音を上昇させた後のいきなりのピックスクラッチや泣かせるフレーズを多用するなど、胸のすくプレイが散りばめられていて、センスの良さが当時から感じられていた。


当時、自分のバンドで、この曲を取り上げたことがあって、まいったなあと思いつつ、なんとか形にした。


ところが、他のメンバーの連中は遊びでこの曲を取り上げたらしく、たった一回の音合わせだけで、次は

もうやらなかったショック!


ただ、自分にとって大きく変身できたきっかけになったのは事実だったと思う。


ジョンはSPELLBOUND、CRAZY NIGHTS と2枚のアルバムに参加した後、バンドを脱退した。

脱退の理由は何とランディ・ローズ亡き後のオジー・オズボーンのメンバーになろうとオーディションを受けに行くというものだった。


ところがオジーの元へ向かった時には既にブラッド・ギルスが加入していて、時既に遅し(@ ̄Д ̄@;)


何が幸運を呼ぶかわからず、この後THIN LIZZY のメンバーとなり、このバンドの最後のスタジオ・アルバム、THUNDER AND LIGHTNING で本領を発揮する。


チョーキング・ビブラートを多用したメロディ重視のギター・ソロの展開の中に絶妙なタイミングで切り込んでくる超高速
フレーズ。


THIN LIZZY 最後に相応しい強力なアルバムに仕上がったグッド!


昔の曲で、STILL IN LOVE WITH YOU というバラードの曲があるが、彼が弾いたライブでのこの曲は別物といっていいほどの美しさを奏でる虹


こんなに泣いているギターは初めて聴いたと思う。


本当の意味での彼の活躍はこれからだった。


THIN LIZZY が解散した後、彼を招き入れてくれたのは、そう、あのバンド、WHITESNAKE だった。


ジョン・サイクスの他にもメンバーを一新して、全盛期を迎えるこのバンドの最強のアルバムが誕生したクラッカー


邦題はサーペンス・アルバス<白蛇の紋章>。


初めてレコードに針を乗せた時、その瞬間から奇跡とも言える音楽が流れた。


泣いた・・・初めて聴いたそれぞれの曲が展開する度に。


やはりこのアルバムを聴いて男泣きに泣いたと言った某雑誌編集長の言葉が忘れられない・°・(ノД`)・°・


ジョン・サイクスが加入することで、バンドに強力なスパイスが加わり、どのバンドも変身する。


しかし、ジョンは風のように去っていくDASH!


アルバム完成後、ツアーに出る前に彼は脱退する。


そして長い間自分のバンド、BLUE MURDER というヴォーカルとギターを兼任したバンドで活躍し、人気を集めたが、いつしか彼は活動から遠ざかり、思い出の人となりつつある。


また彼が立ち上がる日を心待ちに待つとしよう。


真のレスポール・サウンドが聴ける日は、遠からず必ず来るに違いない。