~風の森の図書室より~
優しさの再定義―交流分析とタロット
皆さんの周りに「優しい人」はいませんか?
「あなたは優しい人ですね」と言われたことはないですか?
嫌な空気になるのが苦手で
誰かが不機嫌になることは避けたい。
調整する役をかって出てしまう。
それも無意識に。
でも
心が疲弊する。
でもいつものことだから。
皆が笑っているからそれでいいの。
心当たりはないでしょうか?
そもそも私たちは子供時代から
「思いやりを持ちなさい」
「優しい人になりなさい」と教育されてきました。
例えば
「こうしてあげたんだからこう返すのが当たり前でしょ!」
「お金を払ってるんだからあなたはこうするべきよ!」
「あなたのせいよ!私の怒りを理解しなさい!」
あからさまに「無視」をする。
相手は
「私は正義だ。要求に応じろ!」と表現します。
正義かどうかは別として
本人の「前提・思い込み」によっての行為です。
ここで
優しく争いを好まない人は
頑張らなきゃと思ってしまうのです。
優しさだと思っていたもの―交流分析とタロットの視点から
交流分析では、人の心の状態を3つに分けて考えます。
・親の心(Parent)
・大人の心(Adult)
・子供の心(Child)
「優しすぎる人」がよく使うのは
順応した子供の心(Adapted Child)と言われる状態です。
順応した子供の心とは
・相手に合わせる
・空気を読む
・嫌われないようにする
・波風をたてない
これは悪いものではありません。
日本の社会では普通に求められる力です。
むしろ感受性の高さの表れでもあります。
でも、この状態が偏りをもって続くと
「自分の気持ち」よりも
「相手の気持ち」を優先するようになります。
タロットでいうとこの状態は「Moon」。
月の光は優しい。
でもすべてをはっきりと照らすわけではありません。
相手の気持ちを感じすぎて
自分の気持ちが見えにくくなります。
関係の形が変わるときー役割とタロットの「塔」ー
自分の使っていた「優しさ」の正体に気づくと
関係の形が少しづつ変わり始めます。
これまでの関係は
こうだったかもしれません。
相手:感情をぶつける
私:受け止める
相手:不機嫌になる
私:整える
相手:責める
私:理解しようとする
これは交流分析でいう「役割の固定化」です。
知らないうちに関係の中で役割が決まっていく。
私は「受け止める人」という役割を担っていることがわかります。
これは、ある程度なら社会の潤滑油にもなります。
しかし、
この役割を担い続けると心は疲弊してしまいますね。
「もう抱えきれない」
「これ以上抱えたくない」
タロットの「塔」の状態です。
今まで無意識に使っていた
関係の形が崩れ始めます。
それは怖いことでもあるけれど
辛いと感じるけれど
良くないことをしたかなと
思うかもしれないけれど
同時に「新しい形」への変化・変容を始めているわけです。
いままで見えなかった景色が見え始める。
新しい道へのはじまりです。
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