11月に受けたWISCの結果が出ました。

 

思っていた通り&初回ということもあり、結構低かったです・・・

 

 

全体的に、6~7歳程度の知能ということで、このIQだと大人の場合軽度知的障害に該当します。(子供はIQだけでは知的障害と認定されないそうです。)

 

ちょっと愚痴なんですけど・・・

結果報告書では、検査時の様子や結果について、丁寧に報告していただいているんですが、4ページにわたっていて長いんですよ。

 

しかも、1ページ目にある↑の表での順番と、その後の詳細の説明での各項目の順番が変わるし(娘が得意なワーキングメモリーの話から始まる)、4項目について垂直で書いてあるからわかりにくいんです。

 

私は専門家ではなくただの素人の親なので、えーっと、知覚推理は・・・って最初の説明や点数表に戻って確認しながら読まないといけなくて、非常に不親切な気がするのですが・・・しかも同じような話が何度か出たり。

 

それでも私はまだ読めたけど、私の兄と姉はこれ読めないと思います。ほかのWISCを受けるお子さんの親御さんが、これを正確に読み取れるのか甚だ疑問です。(学校や療育など専門家の関係者同士でだけ理解できれば良いという考えなのか?)

 

学校の先生にもこの結果は送ったのですが、忙しい中4ページものわかりにくい書類を読んでいただくわけにはいかないので要点を1枚にまとめたファイルを作成しました。ご覧のように、4ページに散らばっていた情報を平行方向にぎゅっと凝縮しました。

 

 

左から各項目の説明、IQ、年齢換算、知的発達水準(平均に対してどの位置か)、できること、できないこと、支援の方法となっています。

 

モノクロコピーしやすいようにカラーは使わずグレイで。(笑)

 

たとえばこのワーキングメモリの支援の方法って学習障害児や知的障害児だけでなくても、全子供に優しい方法で、とっても良いと思うのですが、これがわかりにくい(伝わりにくい)のがホントもったいない!

 

当日、書いてあることをわざわざ読み上げられたのも無駄な時間でイラッとしました。


愚痴ここまで↑

 

学校の先生には大変感謝されて、私がまとめた方を全職員で共有、特に関わりの深い担任と学習(少人数クラス)担当の先生は4ページの方を読んでくださるそうです。

 

結果については、やはりというか・・・

 

一番得意なのは指示を耳で聞いて覚えたり理解するワーキングメモリですが、それでも平均よりは下で疲れてくるとできなくなってしまいます。

 

一番苦手なのは書くことで、本人の負担も相当大きいので課題量を減らすほか、とにかく書かなくて済むように入力や写真を撮って記録するためにデバイスの使い方を覚えるとか。



言語力(語彙力)も低いので、初めてのことや抽象的なことが理解できないから、言われたことを1回で理解できなかったり、覚えていられなかったりするみたい。←私のイライラの原因


娘は人の話を聞いてない、何度も言わないとやらない、なんで?といつもイライラしてたけど、理解できないから本人は無言→こちらは頭に入っていると思っていたけど、理解できてなかったから行動できない…ということだったんですね。



 この話を姉にしたら泣いてました。



えぇっ?



姉は自分が小さい頃に、娘と似たような感じで忘れ物が多かったり、授業についていけずになんで自分は人と違うんだろうといつも思っていてつらかったそうです。(母は仕事というか父の世話が忙しく何もしてくれなかった)



知らなかった…


 

娘は、検査の時に心理士さんから「学校で困っていることはない?」と聞かれた時に


「○ちゃんと▲ちゃん(担任)にわからないことはすぐ聞けるから大丈夫」


と答えたそうで、すごく良い環境に恵まれていますね、と言われました。



娘はできないこともたくさんありますが、心理士さんから今得意なことやできることについても指摘があり、それをつぶさないよう伸ばしていきたいです。


*わからないことをわからないと言う力

*日常生活で経験したことのあること、繰り返し学習したことを身につける力

*耳から聞いたことを理解して覚える力



優しくて、かわいいところもいっぱいあります。

冬休み中、私が出社の日にヨーグルトのデザート作ってくれました。(スキットルズがめっちゃ硬くなってた!笑)



この結果を読み書き検査の先生にも送ったので、来月結構が出たら療育の話をしに行きたいと思っています。