海外旅行でちょっと困る(?)チップについて、最近立て続けにちょっと気になることがあったので思いつく限りでの、チップについて覚えておいた方がいいことをお伝えしようと思います。

 

まず前提として、チップを支払う場所というのは(観光で行った場合など)以下のような場所だと思います。

・ホテル

・レストラン(ファストフードを除く)

・タクシーなど公共交通機関以外の乗り物

 

電車やバスでチップは支払いません。

ファストフードでも自分でトレーを持って席に運ぶのでチップは不要です。

 

つまり、チップが必要なシチュエーションというのは生活に余裕があり、外食や旅行できる身分の人たちが行く場所でサービスを受ける場合です。

なので、チップを払う行為自体、庶民というか、まぁ貧乏な人はやらないわけです。

これを念頭に入れておくと「このやり方あってるかな?」の目安になると思います。


 

それでは、実際に例などを挙げてチップについて解説します。


はじめに

 

コレやっちゃだめ!なこと編

 

・チップを渡さない

・小銭(1、5、10、25セント)で渡す

 

渡さないのはダメ、ぜったい!です。

たった数百メートルタクシーに乗って、荷物を持ってくれたわけでもドアを開けてくれたわけでもないのにチップを払わないといけないときの気持ち、わかります。

でもこれはルールと思って悔しいけど払います。

 

タクシーはだいたい15%くらい。メーターが10ドルだったら12ドル渡せばOK、スーツケースなどの重いものを運んでもらったり、トランクに入れた場合は荷物1つにつき1ドルと思っておけばOKです。ホテルなどで依頼したときなど金額が固定の場合には予約の際にチップ込みか聞いておくといいです。

 

ちなみに、細かいお札がないときはおつりをもらってOKです。

10+5で15ドルだったときは「3 dollars back, please(スリーダラーズバックプリーズ)」

20ドルのときは「7 dollars back, please(セブンダラーズバックプリーズ)」でOKです。

(もっと丁寧な言い方もありますが、簡単なのはこれ。英語では大事なことは先に言う!ので何ドル返してほしいかの数字を先に言うのがベターです。)

 

数字の部分を当てはめて、レジ以外でお金を払うときにはこの例文が使えますので覚えておいて損はないです。

 

レストラン等でクーポンを使って食事をした際にも必ず合計額に対してのチップを払ってください。

自腹が●●ドルだからその15%でいいよね!とはなるわけないのでそこもお気を付けくださいね。

 

レストランでのチップもだいたい15~20%なので、日本で外食するよりもかなり高く感じると思います。

一般的なレストランでの外食の平均的な金額(1名につき)↓

ランチ:20ドル+チップ4ドルで25ドルくらい

ディナー:50ドル+チップ10ドルで60ドルくらい

お酒をつけたらもっとかかります。

 

なので、外食ができる人=お金持ちなんですね。

 

 

次に、小銭で渡すのは相手に失礼になります。

 

アメリカだと1ドルからお札になるので、小銭で一番大きい単位は25セント、だいたい30円くらいです。

 

小銭でチップをもらうというのは、日本だとたとえば500円を1円玉、5円玉、10円玉でジャラジャラともらう感じ・・・

うれしくないですよね。

 

そして、うれしくないどころか、小銭でチップを渡すことは

 

あなたのサービスは良くなかった

という無言のメッセージになります。

 

なので、もし彼/彼女のサービスに非がないのであれば小銭でチップをあげることはしない方がいいです。

 

わざと小銭でチップ置いたことは私もありますけどね!!

 

アメリカでは小銭すべてNGですが、カナダやヨーロッパは1ドル、2ドルや1ユーロ、2ユーロコインがありますのでそれはチップに使ってもOKです。

あくまで、たとえば5ドルのチップにジャラジャラと小銭を置くのがダメってことです。

 

 

長くなってしまったので次に続きます。

 

今日は払わなきゃダメだよ~!ということばかり続いてしまったので、次回は払わなくてもいいときもあるよ!をご紹介したいと思います。