以前も記事にした、病気になっても学費を遺せる保険

パンフレットが届いたので、比較してみます。

まずパルシステムの方から。
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給付額は↑の通り、授業料などの毎年学校へ支払う費用に55万円、入学金などの進学費用にトータルで100万円、子ども自身に万一のことがあったときには10万円です。

こちらの表がわかりやすいので載せておきますね。
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当然ですが、子どもの年齢が若いほど総額が大きくなります。
また、保険料は中学生がピークです。

この保険は健康な人にはあまり関係ないと思うので、病気になったとき、入りたいときにこの表を見て決めればいいと思います。

たとえばですが、一番保険料が高い中学生(1年生)でも1年で15480円、2年で30960円。
2年支払ったところでもし死亡したら、3万円の支払いで大学卒業まで705万円最大で給付されます。

子どもが大学生だったとしても、月に1130円で最大220万円の受け取りですから、大きいです。

パルシステムは祖父母でも扶養者として登録できると電話で言われました。(同居で生計を一にしている場合)
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原則的には親権者、かつ、子どもの生計を主に支えている人。
両親揃っている場合は父親だと思いますが、でも母親でも入れると思います。
実際に誰の収入で食べているのかは調べないといわれました。


コープの方は、電話では祖父母はダメと言われましたが、パンフレットは
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ほぼ同じ。(笑)

私、勘違いしていたところがありまして
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子どもにケガで万一のことがあった場合に100万だと思っていたのですが、扶養者がケガで亡くなったら100万円でした。
なので、親がケガで亡くなったら100万+学資費用36万/年+進学費用100万ということでした。

間違ったことを書いてしまって申し訳ありません。

ちなみに、子どものケガによる死亡や重度後遺障害の場合は30万円です。
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保険料は、パルよりやや安いです。

その代わり、もらえる金額も低いです。年間約20万円違いますから、もし子どもが小さいうちだとだいぶ差が出ますね。

実は、パルもコープも東京海上日動の保険です。代理店が異なるので金額や内容が違います。
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金額は少ないけど、コープの方は電話では告知義務一切なしで、待機期間も免責もなしと言われたのでもしそれが本当ならいいと思ったのですが、パンフレット見たらありました。
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やっぱり・・・(なんで保険会社や代理店の人って適当なこと言うのかしら\(*`∧´)/)
コープも1年は免責でしたので、1年がんばる目標になりますね。

私はこの保険、元気なときではなく病気になってから入る商品だと思っているので、ケガ死亡の100万円は不要だな~と思います。
その分毎年の金額を上げて欲しいです。


どちらも学校に支払う費用しか負担してもらえない(習い事や塾などは×)ので、公立中高の場合は年に55万円行かないかもしれませんが、大学や専門学校だったら確実に必要になってくる金額です。

ちなみに、大学院でもOKなので子どもの進学の芽を摘むことのない保険です。
ただし、浪人や留学は考慮されていないのでそこは注意が必要ですね。


最後に、私の意見です。

たとえば末期ガンとか、命に関わる病気になったら私は加入します。二つとも!
55万円+36万円で91万円にしたいからです。(できるかわかりませんが)
どちらか一方だったら、パルシステムですね。20万円の違いは大きいです。

もしかしたら無駄になるかもしれないけれど、そうなったとしても、ほかの親を亡くした子が学校に行くための費用になるならそれでいいと思います。
それが保険の原点、まさに共済ですよね。

この保険の良いところ、以下にまとめます。

1.病気になっても入れる、低額の保険料で子どもに安心を遺せる。
2.1年は生き延びないと給付金がもらえないので、生きるための目標になる。
3.この保険をきっかけに、病気の自分にもまだできることがあると自覚することができる。

学校に支払う費用にしか使えない点、しかも基本的には授業料のみなので、その辺の使いづらさはあるかもしれませんが、目の前が真っ暗な状況でもこのような保険の存在を知ったらきっと意識が変わると思うんですよね。

給付のときのプロセスについてなど、まだわからないことが多いので引き続き調査するつもりです。