以前から記事にもしていますが、うちの姉はジブラルタの米ドル建て終身保険に姪を契約者として加入しています。

姪には私の父、つまり彼女の祖父からの暦年贈与があり、そこから保険料を支払っています。


諸事情ありまして、初年度は月払い、今年から年払いに変更しました。

契約が一昨年の年末のため、2月に年払いの額がドーンと引き落とされる予定でしたがまだ今年の暦年贈与が成立しておらず、姪の口座にはお金がなかったので払えませんでした。

が、これは計画通り


2月の支払いレートは119.31円

3月は114.11円


姪が支払う保険料は6092.25ドルなので、2月と3月で726866-695186=31680円


3万円以上も違うんです!


だいたい保険会社は月初のレートでその月の保険料が決まります。

今回は実際にお金がなかったので支払えなかったわけですが、2月の為替相場のように、月初は円安~月末にかけて円高になり次月の支払いにしたほうがよさそうだな~と思った場合は


必殺!預金を引き出しちゃうぞ!作戦


を敢行するのもアリです。


つまり、保険料が引き落とされないように預金残高を減らし支払いをストップするのです。


会社によりますが、だいたいは2回まで引き落としができなくても保険の契約は継続されます。

ただし、3回目に支払いがなかった場合には強制的に契約終了となりますのでご注意ください。
(入ったばかりの保険だと確実に損します。)


あと、ひとつの口座でいろいろな会社に支払っている場合は特定の会社分だけというわけに行かないのでこれもお気をつけください。


これは月払いでもできます。

1回引き落としができないと翌月のレートで2か月分が引き落とされます。
(月払いの場合は2回目に払えないとダメだったかも)


ジブの場合は毎月ハガキが来て、月末の支払いまで余裕があるので、高いな~と思ったら次月にまわすことも可能です。
保険会社に連絡もせず、ただ預金を下ろすだけなのでたいした手間もかかりません。
(が、今まではやらなかったですよ。)


この方法、ズルではないのですが、まぁ褒められた行為ではありませんね。

私も別に悪いことをしましょう~と誘導しているわけではないですが、保険会社の人も、こういうやり方がありますよと言って普通に教えてくれる情報なので皆さんにもお伝えしておきますね。(みなさんもうご存知かもしれませんが)


ひとつ、大事なポイントがあってこれは円建ての払込でしかできない作戦なんですよね。

ドル預金だと簡単にお金を引き出してまた戻してってできないじゃないですか?

むむ~奥が深い!!ドル建て保険!!


最近の相場の動きを見ていると、事前準備があだとなることもありますから、実は前納もドル引き落としもせず、粛々と毎月円建てで支払っていたほうがいいんじゃないか?と思うこともしばしばあります。
たまにはこういう飛び道具も使ったりしてね。


実際にこれを使う際は、契約している保険会社によく確認してくださいね。
何かあっても責任は負いかねますのであしからず。