友人から、1歳7ヶ月の女の子にプレゼントするなら何がいい?
と聞かれました。
その子は結婚していますが、まだ子どもはいなくて、旦那さんにも彼女にも姪や甥もいません。
出産祝いじゃなくて、1歳過ぎのしかもちょっと中途半端な時期のプレゼントに不思議だな~と思いつつ、うちの姪がちょうど同じくらいなので姪が遊んでいるおもちゃなどを紹介しました。
そうしたら、なんと、旦那さんの仲の良いお友達が、末期の肺がんだそうで、北陸の方に住んでいてお見舞いに行くんだそうです。
お子さんが3ヶ月のときにがんが見つかり、1年ちょっとであちこちに転移して38歳で末期がん…
神様がいるとしたら、いじわるなんじゃないですか?
話を聞いたとき、愕然としました。
あまりにショックだと、人は勝手にストーリーを脳内変換するのか最初は1歳の女の子のおじいさんが末期がんだと思い込んでましたから、私。
で、やはり、その方から彼女と旦那さんに
がん保険だけは入っておけ!
あと、検診も受けろ!
と言われたそうです。
がんになったことがあって、がん保険はいらないと言った人の話は今まで一度も聞いたことがないです。
私のまわりには結構がんになった人いますが、がん保険に入ってなかった人はみんな入っておけば良かったと言うし、入っていた人は入っていて良かったと。
もちろん、がんの種類や罹患する年齢にもよりますが、入ってなくても大丈夫!と言ってる人はがんになったことがない人、身近にがんで苦しんだ人がいない人なんですよね。
私の伯母2人(血縁ではない)は2人とも乳がんになり、乳房全摘しました。
1人は治療費が払えないからと病院に行かず、もっと早く行っていれば温存できたかもしれないのにそのままにしていたら悪化してしまいました。
結局、この伯母は事故で亡くなったんですが。
もう1人はお金はあったので治療は受けましたが、数年後にあちこちに転移して末期がんで亡くなりました。1年のほとんど入院という生活が何年も続いていました。
亡くなったのは2人とも48歳でした。
余談ですが、兄嫁が2人とも48歳で亡くなったのでうちの母は40代後半ものすごく荒れて大変でした。
○○家の嫁は呪われているから自分も48で死ぬのではないかという不安が、常にヒステリーを引き起こしていました。
更年期と重なって、思春期だった私と姉はもう相当な被害を受けました。
タイムマシンがあったら過去に戻って言ってあげたい。大丈夫、あと20年以上は生きるから!と。
がんの治療って、お金だけでなく痛みも伴うし、時間もかかるので本当に負担になります。
お金の部分だけでもなんとかできたら、気持ち違うんじゃないかな~と思います。
最近本当に若い人のがんの話題が多いです。
もちろん年齢的なこともあると思いますが、それにしても多い。
怖いです。