2016年大統領選での注目州は? その5 | 旅人のコウ(maplenet)さんのブログ

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アメリカ50州のうち、民主・共和それぞれ固い地盤の金城湯池って、よく考えるとそれほど多くないことが分かる。支持基盤や地域も時代の流れで変わっていくが、ヒスパニック人口の増加や白人人口の相対的減少で大きな変換機を迎えているといえる。ほかにも気になる州があるので挙げていきたい。

【アイオワ州】
ここは、民主・共和両党が予備選をスタートさせる州として毎回注目される。また、民主・共和両党の勢力が拮抗するスイング・ステートでもある。近年の大統領選を見ていると、大統領選の当選者はアイオワ州で勝利する傾向がみられる。ヒラリー氏はこの州をおさえることで勝利を確実にしたいところだろう。

【ペンシルベニア州】
ここも民主・共和の勢力が拮抗する州のひとつ。1992年以降の大統領選では民主党がすべて勝利しているが、選挙人の多い大規模な接戦州ということで注目される。2008年民主党予備選ではヒラリー氏がオバマ大統領に約10ポイント差で勝利しているため、ヒラリー氏は有利な州と考えていいのではないか。
選挙人が多く拮抗するペンシルベニア州・オハイオ州・フロリダ州の勝敗が全体を左右すると、ニュースでよく耳にした。

【ミシガン州】
五大湖のほとりにある選挙人が多い州。もともとは民主党地盤とされる州だが、ここもスイング・ステートとされている。2000年と2004年の大統領選では大接戦だった州の一つ。2012年に共和党候補となったロムニー氏の父はミシガン州知事だった。2008年民主党予備選では、ヒラリー氏が勝利したが、全国委員会に反し日程前倒しをしたためフロリダ州と同様に無効とされたため、ヒラリー氏がオバマし氏に惜敗した要因となった州でもある。(後にフロリダ・ミシガン両州の代議員は一部復活した)


これらの州での勝利は、ヒラリー氏にとって大統領になるための必須条件といえるだろう。



      ヒラリー大統領2016