共通テスト英語は今年も難化してしまい、平均点はまた下がりました。

 

読解量が増えて、時間内に解き終わらなかった学生さんは多いと思います。

 

そもそも共通テストは情報処理能力の高さを図るテスト形式でもあります。

 

情報処理速度が遅い場合は、英語力があってもなかなか得点に繋がりませんよね・・・

 

そんな共通テストの壁にぶち当たったときに助けてくれるものが「英検」です!

 

英検は情報処理に偏っておらず、4技能をチェックするテストです。

 

実際、難解な文法や構文を使っていないので、英単語をしっかり固めたら点数は取ることができますが、

 

リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングを総合的に対策することが重要です。

 

長文は文法力と単語力、英作文は論理展開の構成や表現方法、リスニングは耳慣れと全体像把握が鍵になります。

 

一見4技能を鍛えるのは大変だと思うかもしれませんが、何度も受けることができるので、CSEスコアを上げていくことができますし、合格の可能性も上がります!

 

近年、英検のCSEスコアが非常に重要視され、以下のように英検を利用することができます。

 

①共通テストの換算・加算

②大学独自入試の加算・免除

③推薦入試の出願条件

 

今回の成功例を1つ挙げて説明します。

 

私が担当した生徒で、準1級のCSEスコア2300点後半取得した生徒が三人います。

 

そのうちの一人の生徒は、SCBT4回受け、4回目で一次は合格し、二次は不合格でした。

 

しかし、SCBTは一次二次のスコアが合算されるため、なんと二次が不合格でも、2300点後半を取得できました。

 

(準1級合格が2304点なのですが、SCBTの場合は、一次二次どちらか不合格でも、2304を超えることが可能です。これを意外と知らない人が多いです。)

 

また、その生徒は共通テスト形式が苦手で、本番では50点代になってしまいましたが、

 

共通テストで失敗しても、準1級合格レベルのCSEスコアを持っていたので、共通テスト利用入試で、GMARCHに「合格」することができました!

 

そのように、準1級で2300点以上取得していれば、共通テスト利用で85〜100点扱いのように点数換算できる大学があります。

 

共通テスト形式が苦手な生徒は、ぜひ英検準1級を目指してみてください!

 

ただし、準1級は2級に比べかなりレベルの隔たりがあり、1発合格が非常に難しいテストです。

 

準1級に特化した指導ができる専門性の高い先生に指導してもらいましょう!

 

英検の各技能については、また今後のブログにて情報発信していきます!

 

英検新形式に備えていきましょう!