娘のアレルギーのお話しですが、今回はちょっと番外編です。
アトピーと言えばステロイド…ほとんどの病院、医師からはステロイドのお話しが出ます。
私としてはステロイドはなるべく使いたくないと思っています
以前、娘の体調が優れない時がありました。
喘息発作が出るようになったのです。
もちろん主治医からは、喘息も出るかもしれないとは言われていました
主治医が遠いのと、夜間や土日などは小児専用の夜間クリニックに行くのですが、そこでいきなり
「お母さん、ステロイドを使わないから喘息になったんですよ!」
と、今までの経過を何も知らないくせにいきなり言われたこともありました。
その話を主治医にしたら…
「随分と乱暴な医者もいたもんだね」
とビックリしていましたよ。
「ステロイドは炎症を抑える働きがあるから使っていれば喘息発作も抑えられるかもしれないけど、それが直接喘息の原因かと言えば関係ないね」と。
主治医が分かっていてくれれば私は全然大丈夫です
とこの時思いました。
私がステロイドを使いたくないと思ったのには理由があります。
それは私が最初に就職した病院で夜勤もしていた時代のお話しです。
私の病棟は、整形外科と眼科の入院病棟でした。
時々、皮膚科の患者さんも入院してきます。
ある日、皮膚科で若い女性が入院して来ました。
私はその人の担当になったのですが、その方は個室に入院してステロイドの点滴を24時間していました。
枕元には旦那様のお写真…。
基本的には点滴以外の治療が無いので、点滴の交換とか検温でしか部屋に行かないのですが、とても素敵な方でした。
お部屋に伺うと笑顔で色んなお話しをしてくれました。
実はその方女医さんでした。
新婚で、旦那様もお医者さんだと。
子供の頃からずーっとアトピーでステロイドを使っていたこと。
今回入院になった理由も…。
「私ね旦那さんとは恋愛結婚だったの。
アトピーのことも分かった上で結婚したんだけど、どうしても彼の子供が欲しくて、ステロイドをやめたのね。
そしたらアトピーが酷くなって起き上がることも出来ないくらいになってしまって…。
で、入院してステロイドの点滴することになったのよ。」
「看護師さんは恋愛してるの?恋っていいわよ
」
「いつか私、必ずステロイドをやめて彼の子供を産むんだ。」
その方がその後どうなったかは分かりません。
ステロイドを使いながら結婚、妊娠、出産とする方もいるとは思いますが、私にはどうしてもその女医さんのことが忘れられないのです。
きっと子供の頃からずっと使い続けていて、とても強いステロイドでも皮膚の症状を抑えきれなかったのだと。
アトピーって仕事のストレスとかあると悪化するみたいだし、色々なことが重なってたまたま悪い方向にいってしまったのかもしれないけど…。
その方だけではなく、こんなこともありました。
その患者さんはリウマチで入院していました。
内服薬でステロイドを飲むようになったばかりだったのですが、ステロイドの副作用の説明をしました。
顔が浮腫んでしまったり(ムームフェース)、突然薬を止めると精神症状が出ることもある…だから自分の判断で止めてはいけない薬だと。
簡単に分かり易く説明したつもりでいました。
ところがある日、その方は勝手に薬を止めたのです。
しかも突然乱暴な言動で暴れだしました
後で落ち着いてから話しをすると「止めたら本当に精神症状というのが出るのか?と思って試してみた。」
と言うのです。
そして「自分じゃないみたいで本当に怖かった。もう勝手はしません…」と反省していました。
理由もビックリでしたが、本当に別人のように突然暴れだしたので怖い薬だなという印象が強くなりました。
(もう25年以上昔の話しです。今はもっと副作用少ないものもあるかもしれないですが…)
ステロイドを使うことでアレルギー体質が治るなら、本当に一時的なことで済むと言うのなら使ってもいいと思います。
でも、残念ながら両方ともに答えはノーです。
原因があるから皮膚に症状が出る。
その原因を排除しないで、炎症を抑える薬を使うというのは何かとても怖いことだと思ってしまって…
主治医に何回も「除去食を続けたら、いつか食べられるようになりますか?」と聞くのですが
「ある程度は食べられるようになると思うよ。ただ、牛乳だけはこの子は難しいかも」と言われています。
まあ実際のところ、数値はかなり下がってきて昔は食べられなかった大豆は克服できたので、いつか他の物(小麦、卵、フルーツ)も食べられるようになればいいなと。
「急がば回れ」いつもこの言葉を胸に、これからも頑張ります