今日は自分が過去に体験したとても怖いお話し。


結婚する前、正確な年月を覚えていないのですが、多分15年以上前のことです。


私は神奈川のとある場所に一人暮らしをしていました。


その地域は少し治安が悪く、友達とかには「何でそこに一人暮らし?」と不思議がられましたが、理由は家賃や物価が安かったから。


新築の三階建のアパートの通りに面した角部屋で、オートロックとかは無かったけど、ドアには最新式の電子キーロックが付いていました。


住んで暫くは何事も無く生活していたのですが、ある日仕事から帰るとドアスコープが破壊されていました。

外からは分からなかったのですが、中に入るとドアスコープの部品が玄関に落ちていたのです。

ドアにはドアスコープがあった場所に穴が開いてました。

何が起こったのか分からず、誰が何の為に??と不安になりましたが、ドアスコープは直ぐに修理されそのまま住んでいました。

実はこの数日前にも、ドアに付いている郵便受けが外から何かで突かれて開いていたのです。

仕事から帰ると郵便受けが開いて、中の郵便物が玄関に散らかっていて、頭の中ははてなマークはてなマークはてなマークで一杯でした。

なんかエスカレートしているような…。

不安だったので、それからは仕事に行く日は必ず玄関前の電気を点けて出るようになりました。

当時は家の周りの街灯が少なく、暗かったのと電気を点けておくと通りからよく見えるのでイタズラされないと思ったのです。


そして2週間後、私はウッカリ玄関前の電気をつけ忘れて仕事に行ってしまったのです。


アパートの階段を上がって部屋の前が見えた時、暗くてよく見えないけど何か違和感を感じました。

玄関から何かがぶら下がっている…。

部屋の前に行くとそれが何かハッキリと見えました。

ドアの電子ロックキーが破壊されて、部品がドアからぶら下がっている!

よく見るとドアを無理矢理こじ開けようとしたような傷も沢山ついていて、震えと涙が止まらなくなりました。


こんな日に限って、携帯電話は部屋の中に忘れていた為、泣きながら近くの交番まで走りました。

5分位の場所にあった交番に着くと「パトロール中です」の表示が…。

仕方が無いので、交番の電話から110番で助けを求めました。

交番の中で呆然としながら警察官の方が戻るのを待って、一緒に部屋まで行きました。

そこからはドラマの中でよく見るシーンの連続です。

刑事の人達が来て事情を聞かれるのですが、いきなり「人に恨まれたり、付き纏われたりしてないですか?」と聞かれました。

2週間前にドアスコープを壊された話と郵便受けがイタズラされた話はしましたが、それ以外は特に思い当たる節もなく、当時付き合っていた彼は頭の血管が切れて入院リハビリ中だし…。

その間、壊れたドアと格闘していた警察官の方がドアを何とか開けてくれたのですが、中には侵入された形跡はありませんでした。

私は刑事の人に隣の人にも話を聞いて欲しいと頼みました。




実はこの事件の前、入居して直ぐの頃に頼んでもいないのに私の宅配の荷物を勝手に隣の男の人に業者が渡していたことがあったのですむかっ

仕事から帰ると直ぐに「隣の者ですが荷物を預かっています」と来たのですが、その後が怖かった…。

隣人「はい。これ預かった荷物です。」

私「ありがとうございます。」

隣人「…」

私「…(何で帰ってくれないの??)」

隣人名前○○○さん(私の下の名前)っていうんですね。」ニヤニヤ笑ってる!!

私「あっ、ありがとうございました!!」無理矢理ドアを閉める。


忘れていたあのやり取りを思い出して、犯人はコイツじゃないか?と思ったのです。


刑事さんが隣人に話を聞くと…

刑事さん「夕方、何か物音を聞きませんでしたか?」

隣人「何も聞いてません」

刑事さん「ちょっと隣のドア見てくれる?あれだけ派手に壊されてたらかなりの音が出ると思うんだけど、本当に部屋に居て何も聞こえなかった?」

隣人「えっと、多分お風呂に入っていたから聞こえなかったんだと思います…」


話を途中で変えるこの会話だけでも怪しいと思ったんですが、確信に変わる出来事が更に起きます。

後編に続く。