海鼠(なまこ) | 伊豆ブログ 「暮らしのスケッチ」 メープルハウジング

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富戸近海の刺し網漁にかかるのは、
 

魚や海老や貝だけではありません。


海鼠もかかります。

 

海の鼠(ねずみ) と書いて
 

「なまこ」と読みます。





 

これらは、
 

引き揚げた網に絡んでいた
 

海鼠の卵巣です。


やや粘り気があり、見た目は

 

和菓子のゆべしに似ていますね。






ぬめぬめして適度な透明感があり、

 

うっかりクルミ入りゆべし、と
 

思ってしまうところでした。






べたべた指にまとわりついて

 

求肥のよう。ちなみに珍味の
 

干し口子(クチコ)とは、
 

海鼠の卵巣を原料とした乾物です。






そして、これが海鼠。

 

ぬめりに覆われています。


海からあがったばかりの時は、

 

つかんだ指の間から流れそうなほど
 

柔らかいのですが、海中から出ると
 

だんだん水分が抜けて硬くなります。






お皿に取り出したところ。






お店でよく見かけるのは、

 

この姿ではないでしょうか。


動きの遅いなまこは

 

外敵から攻撃を受けると、
 

内臓を放出して防御、放出した内臓は
 

1~3ヶ月で再生するそうです。






海鼠は我が家の人気メニュー。


 

乾燥した海鼠は、
 

中華料理の高級食材として、
 

また粉末の海鼠は漢方薬として
 

重宝されているそうです。


美味しくて身体にいい食べ物ですね。



NH

 

 

 





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