アルヴァ・アールト(本名フーゴ・ヘンリク・アールト)は、
フィンランドが生んだ20世紀を代表する世界的な建築家、都市計画家、デザイナー。
その活動は建築から家具、ガラス食器などの日用品のデザイン、絵画までと多岐に渡る。
スウェーデンのグンナール・アスプルンドと並んで、
北欧の近代建築家としてもっとも影響力があった一人であり、
モダニズムに対する人間的なアプローチで知られる。
生涯作品は多数。
ユーロ導入まで使用されていた50フィンランド・マルッカ紙幣に肖像が描かれていた。
(Wikipediaより抜粋)
ということで、今回はフィンランドのアルヴァ・アールトのアトリエ周辺にある、
彼の新旧住宅とヴィラをご紹介します。
アルヴァ・アールトは人間と自然とのつながりを壊すことなく、
建築で表現しようとしていたそうです。
自然の価値は、彼の設計において大切なヨーロッパの文化的伝統だった様です。
彼はドアの取っ手から始まり、照明ランプや全てに至って自分でデザイン。
大切なことは、アールトが建物全体を芸術作品として見ていたとのこと。
住宅とアトリエは、どちらも一般見学が可能になっていますが、
それぞれ決められた時間に合わせないと内部見学はできません。
フィンランドの文化とその開放感が、
伝統にとらわれないモダンスタイルなインスピレーションを彼に与えたと言われています。