アートフェスティバル第5弾は、
お気に入りのブック&カフェ「壺中天」さんで開催されている、
写真家・中村綾緒さんの「bird」展にでかけてきました。
写真家 中村綾緒
b i r d
ひかりにあう みずにとける とりがはばたくとき
と題された写真展、
個展を開催している中村さんは国立近代美術館の企画展
「現在の4 そのときのひかり、そのさきの風」
2012年に開催するなど近代写真家。
「足を水に浸しながら
手で水を触りながら撮る
時に一緒に水に浮かびながら撮る
どれもが水と触れ合いながらの写真だ。
水と触れ合っていると、色々な感情が浮かび上がってくる。
楽しかったり、幸せだったり、
時には恐ろしかったり、怖かったり。
怒りや希望、安心や戸惑いや憧れ、願い。
そんな自分自身の気持ちの揺れ動きが、
あわだち、なみうち、たゆたう水の写真となってあらわれてくる。
とどまるところを知らず、常に変化するWater。
それを飽きずに、自分とカメラを一体化させるかのように撮った。
中村綾緒 」 『 Water 』 より転載
超現実主義者である私が、中村さんの表現する現実を語るよりまずは、
不思議な現実をご覧ください。
写真を写真にするってむずかしい!
なんかね~、不思議な作品をずっ~と見ていると、
記憶の奥にあるものが甦ってきたような、
夢の中の一コマが浮かんでくるような錯覚に陥っていきます。
不思議!
ここに座って!
溢れる木漏れ日を楽しむ。
中村綾緒さんの「 bird 」 お出掛けになってみてください。
5月31日までの金・土・日・月、城ヶ崎のブック&カフェ「壺中天」にて開催しています。