合歓の木陰で | 伊豆ブログ 「暮らしのスケッチ」 メープルハウジング

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夏の入り口、主役の太陽が、すねて雲に隠れてしまっていたのでどうなることかと心配しましたが。8月になってご機嫌復活。陽射し気温ともに連日ぐんぐん上昇。
なんと史上2番目を記録する猛暑だそうです。
伊豆高原は涼しい?とお客様によく尋ねられますが・・伊豆高原の標高は300mほどなので「高原」とはいえ正直暑いです。
そこでおすすめしたいプレイスが「天城高原」です。
奥深い緑の木々に覆われた天城高原は標高約900m、メープルハウジングの社屋辺りと温度差3~4℃はあるでしょうか。
涼しい木陰、木々の間からは強く輝く夏の陽射しが天からの梯子のように幾筋も差して、ひぐらしの涼しげなBGM、苔むした小さな沢、清流の涼やかな湿り、夕方シャワーのように降る夕立・・・。まさに別天地そのもの。
天城連山の麓に1000万㎡というスケールの「天城高原」はナショナルパークの中の正統派リゾートソサエティーです。
去年ブログで鹿がたくさん増えていつでも「逢える」とご紹介しましたが、その勢いは止まらず今回もご覧のように奈良公園状態でした。
気儘に散策していると見事な合歓木に遭遇しました。
夜になると葉を閉じてまるで木が眠るようなのでネムノキと呼ばれるそうですが、その歴史は古く万葉集にもすでに「ねぶのき」と詠われています。繊細な薄桃色の花は前回のブログで紹介した「野カンゾウ」と同じ一日花。夏の花です。
ねんねのねむの木 眠りの木 そっとゆすったその枝に 遠い昔の・・・ねんねのねむの木 子守歌・・木陰で涼しい風に吹かれて、しばしその美しさに浸っていると うとうとと 午睡してしまいそうなほどの気持ち良さでした。



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