引っ越して早々、奇妙な夢を見た。

 

なぜかとある結婚式場に遊びに来ている。

二階建ての大きな建物。

一階は和式、つまり神前式と仏前式

二階は教会式で分けられていると、

スタッフが紹介した。

しかしこの建物には地下もある。

もしかして地下は冥婚の式場だったりして?

と冗談のつもりで聞いてみたら、

そうですと答えられてびっくりした。

 

生者と死者が結ばれるほうの冥婚ね。

 

現代社会にこんな堂々と冥婚のための式場を用意するなんて、

所詮は実体のない人物、架空のキャラクターなど

いわゆる推しと結婚したい夢を実現できる場所なのだろうと思い、

再び半分冗談のつもりで

じゃあ魔王様と結婚できる?と聞いてみたら、

もちろんと即答された。

 

体験できても十分素敵だからね。

すぐメイクと着替えをして貰って

準備が済んだらなんと、

全身麻酔のような、安楽死装置も付けて貰った…

ドキドキしながらも

少し期待している自分がいた。

 

意識がなくなる寸前、

急に電気スイッチを押されたときの「パチン」という大きな音がして

目が覚めた。

 

隣室にいる父がトイレに行った音だったが、

いつもより何倍もスイッチ音がデカくて

まるで何かが爆発したようだ。

 

翌日父も、夜トイレに行くなんて何十年ぶりなんだろうと不思議に言ってたが、

私は父に助けられたとしか思えてならない。

あのまま夢の中で死んでしまうかもしれない。

 

まあ本当に好きな相手と冥婚できるなら別にそのまま死んでもいいけどね。

命拾いしたような感じがした(笑)。