今日は、検査の結果が出る日。

夕方に予約してあって、

一人で聞きに行った。

まさか違うでしょーってノリで。



結果、
「悪性と出ました。乳がんですね。」
と。

びっくり!



先生の前にあるスクリーンに、クラスVだと出ている。

ということは、つまり悪性で確定ということ。

頭の処理が追いつかず、涙が出て来た。



先生に、

「まず、今後の治療をここで受けますか?」

と確認された。




とりあえず、他を知らないし、

大きい病院で担当の先生がコロコロ変わるとか嫌だし、

それなら、

信頼できそうな先生で、家からも近い

このクリニックで受けていきたいと思った。



なので、「お願いします。」と返事をした。



先生「わかりました。

まず、この大きさだと全部取ることになりますね。

手術は、提携している大きい病院で、私がやります、

10月22日が一番早いけどどうする?

仕事はしてるの?
入院2週間、そのあと2ヶ月は休んでね。

でも仕事辞めちゃダメだよ。」

と、どんどん伝えられる。



まだ混乱していて、うなずく事しかできません…。

とりあえず、

CTやらMRIやらの精密検査を受けに、

近くの検査専門のクリニックを紹介され、

そこに行く予約をその場で取ってくれた。

来週の29日に行く予定になった。



さすが専門医、連携がすごい…。サクサク進む。




この検査、

費用は数万円かかるらしいけど、

(そこまでお金をかけた上でも、

間違いでしたって言ってもらえたらいいのに…)

と思いつつ、

予約を取ってもらう。


で、ここまで伝えられた後に、

「来週、病気や手術についての詳しい説明や

質問等に答えたりする時間を作りますので、

だんなさんと一緒に来てください」

と言われた。



病院出たあと、

「結果がわかったらすぐ教えて」と

夫に言われていたので、

出てすぐの場所で、電話した。



どうしても涙が出てくる。

夫の声を聴くとますます。




「がんだって。」

夫も絶句。

「すぐ帰る。」とだけ言って切った。





夜には、子ども達と、同居の義母にも報告。



「とりあえず、死にません。」

これは、自分に言い聞かせる意味もあり、

みんなに伝えた。




乳がんではそうそう死なない。


結果出るまで、

まさか違うだろうと思いながらも、

乳がんのことをたくさん調べた。





ちゃんと治療すれば、ちゃんと治る病気だ。

大丈夫。私は、この病気では死にません。