レンズの部品の中では、
とっても地味で、あってもなくても良いような部品だけど、
確実に無くては困る部品であるのは確か.....(^_^;)
主に、ピントリングやズームリングの滑り止めとして使われており、
このゴムローレットが無ければ、かなり操作性に弊害が出る代物だ。
ピントリングにゴムローレットが巻かれるようになったのは、大体70年以降のレンズからで、
それ以前は、ヘリコイド自体が滑り止めの切り込みが入った金属製のピントリングだった。
おそらく、コストダウンと操作性の両立を目指してのゴムローレットの普及に繋がったと思われる。
さて、使用しているレンズのゴムローレットが、
ボロボロになったり、伸びって外れてしまったら、どうすればいいか?
現行品のレンズなら、メーカーのサービスセンターで交換してもらえば良い。
ゴムローレット自体の部品代は、数百円である。
ただし、工賃がべらぼうに高く設定しているメーカーもあるので、センターで要相談が望ましい。
ゴムを伸ばしてレンズに嵌めるだけなので、猿でも出来る簡単な作業である。
全てのメーカーがN社のように部品だけを売ってくれれば良いのだけれど......(-。-;)
かなり古いレンズの場合は、他のレンズから流用するしか方法が無い。
ただ単に伸びきってしまったのであれば、余分な部分を切り取って、両面テープで貼ればいいのだが、
破損したり紛失したりした場合は、ジャンク等でデザインの似たゴムローレットを探すしかない。
実用本位でデザイン無視なら、どんなゴムローレットを着けても、無いよりはマシなはずである....(^o^;)
ゴムローレットのデザインは、古いレンズの場合は、けっこう種類は限られているので、
気長に探せば、オリジナルに近いデザインのものは必ず見つかるはずだ....σ(^_^;)
他のレンズのものを流用する時は、正確なサイズに切り取り、必ず両面テープで貼ること....。
間違っても、瞬間接着剤なんかで貼り付けないこと!.....(無残な結果になることがあります...)
ゴムローレットの修理をして思うこと......、
昔のオール金属製のヘリコイドのレンズは、本当に素晴らしかった!.....(;^_^A