昔、広告屋のディレクターだった頃に付き合いのあったM氏...。
もともと、週刊誌のドキメンタリーなグラビアを得意とするフリーのカメラマンだった人だ。
よく、パンフレットの撮影などをお願いしたりして、プライベートでも一緒に飲みにいく仲であった。
はっきり言って、お世辞にも写真が上手いとは思えなかった。
ただ、非常に“人たらし”と言うのか、魅力的な人物で、
なんとなく仕事を頼みたくなる雰囲気があった....(^_^;)
そんなM氏、根っからの自由人で、ふらっと小荷物一つで海外へ行くようなところがあり、
当時サラリーマンだった自分には、とっても羨ましく感じたものだった....(^o^;)
私生活や人生そのものも波乱万丈で、普通の人の何倍もいろんな経験をしていると思う。
もっとも思い出深い事柄は、
ある地方(割と僻地)での企業の取材撮影で、
なんとM氏は、撮影機材一式を家に忘れてきて、持ってこなかったことがあった....(゜д゜;)
車のトランクを開けたら、そこにあるはずのカメラやレンズなど撮影一式が無かったのだ....ヽ(;´ω`)ノ
あの時の、顔面蒼白のM氏の表情は忘れられない.....(・・;)
当然、家に取りに帰れるような場所ではなく、日程変更も不可の絶体絶命....。
M氏は、近くの街まで車を走らせ、その地域唯一のカメラ店へ飛び込みカメラを買ったのだ....。
地方の僻地の小さなカメラ店である....。
仕事に使えるような一眼レフなど置いていない....。
結局、M氏がそこの仕事で使ったのは、ズームレンズ付きのコンパクトカメラだった....(@Д@;
フィルムもネガフィルしかなかったし、企業の担当者がカメラを二度見したのが印象的だった...。
担当者 「とってもユニークなカメラマンさんですね...」
私 「ああ見えて、巨匠なんですよ!」
フォローや後処理が大変だったのは言うまでもない.....(;´Д`)ノ
でも、何とか無事に終えることが出来て、
心配していた写真の内容も、あまり普段と変わらなかった....(;´▽`A``
普段の写真がたいしたこと無いのか?、
田舎で買ったコンパクトカメラが素晴らしかったのか?は定かではないが、
自分の中では、今でも伝説のカメラマン....σ(^_^;)
もう、20年以上お会いしていないが、お元気だと良いのだけれど......( ̄ー ̄;