使用することで、健康を害する恐れがある??....と言えばオーバーだが、
風評被害的?に気になるレンズが確かに存在した.....(^_^;)
70年代以前に、高性能化を目的に造られた、いわゆる“アトムレンズ”である。
高屈折率になるよう、光学ガラスに酸化トリウムという放射線を練りこんだレンズである。
その後、諸般の事情により、アトムレンズの生産は中止(禁止?)され、
現在では、特殊低分散ガラスなどの新硝材の普及により、高性能化が計られている.....(^o^;)
昔のレンズは、鉛やランタンなどの重金属を練りこむことで高性能化が計られていたわけだが、
その究極のレンズが、アトムレンズだったと言って過言ではないと思う....(・・;)
名レンズでは、ある一定の時期のズミクロン5cmF2が特に有名だけど、
身近なオールドレンズでは、スーパータクマーとSMCタクマーの50mmF1.4が定番である。
酸化トリウムの含有量がかなり多かったらしい.....(゚_゚i)
55mmのF1.8も、含有量はF1.4ほどではないが、トリウム入りのレンズであると聞く....。
この時代のタクマーレンズが、小型軽量にもかかわらず、
ニッコールレンズにまったく遜色がないほど高性能だったのは、
実はアトムレンズだった!....ことに納得してしまうのである.....(ノ゚ο゚)ノ
危険なレンズ?.....という恐ろしいタイトルの意味として、
レンズから、通常の自然界レベルの何百倍もの放射能が出ているという事実がある.....(゜д゜;)
だがしかし、直接人体に影響するレベルではなさそうなので、
よほど、365日肌身離さず、夜は抱いて寝ない限りは、大丈夫だと思う.....σ(^_^;)
レンズから10cm離れるだけで、放射線の量は30分の1以下になるそうなので.....(;´▽`A``
きわめて高性能なアトムレンズだが、放射線の副作用として、
経年変化で、黄色く変色してしまうのは周知の事実.....(・Θ・;)
逆に、タクマーレンズで黄色くなっているレンズはアトムレンズだと見分けがつきやすい....f^_^;
なお、黄色くなっていても、描写性能は変わらないので、気にしなければ写りを楽しめる。
変色の直し方は、できるだけバラし、黄色くなったアトムレンズ部分を取り出して、
真夏の太陽で、約1週間の天日干し!で、かなり改善するはずである.....(;^_^A
なんとなく、危険な香り?が魅力的な、身近で安価なアトムレンズ.....。
被爆を恐れない人は、一本いかがでしょうか?.......(^▽^;)