モルトの弊害... | 楓 邦也のブログ ☆カメラ狂の詩☆

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内容は、写真とカメラに関する話題中心です。
興味の有る方も無い方も、良かったらお読み下さい。



古いフィルムカメラには必ず使われているモルトプレーン.....。


フィルム室の遮光用や、ミラーのクッション、プリズム周りの遮光兼クッション材などの用途である。



だが、これらのモルトは、経年変化による加水分解により、ボロボロ・ベタベタになることが多い。


なので、古いカメラでは、実用目的ならば、必ずモルト交換が必要になる.....。



主にフィルム室に使われている遮光用のモルトなら、


清掃の上、交換することで事無きを得るのだが、


ファインダー内のプリズム周りのモルトは、いろいろと弊害が出る場合が多い.....(-"-;A


プリズム固定のモルトが溶けてしまって、プリズムの蒸着面を腐食させてしまったり、


ボロボロになったモルトがファインダー内の露出計のメーターの針に付着して動かなくなったりと、


分解清掃の難しい箇所のモルトは、兎に角トラブルの原因になってしまうものに他ならない....(・Θ・;)



このように経年変化によりトラブルの多いモルトだが、


デジタルになってからは、モルトの使用率は極端に減っているように思える。


わずかに使われている、一眼レフのミラークッション用のモルトも、


材質は昔とは変わっているような気がする.....(^_^;)



まぁ、昔の古き良き時代のカメラは、立派な耐久消費財だったが、


今のデジカメは、メーカーサイドも10年以上使うような想定は、きっとしていないだろう.....(-。-;)


数年で買い換える、“雑貨”と化してしまったデジカメに、修理の心配は不要なのかもしれない.....(゚_゚i)



数十年前のカメラをメンテナンスして、


すべてもモルトを交換するという作業の充実感は、


今のデジタルカメラでは、もはや、味わうことはできないだろうね.....( ̄ー ̄;