一般的に良いレンズとは、
解像度やコントラストが高くて、ヌケが良くて、
ボケ味がきれいで、収差が少ない、などだろうか....。
要は、欠点が限りなく少なくて、良く写るレンズが良いレンズ!と言えるということだろう....。
昔から、名レンズと言われてきたオールドレンズも、だいたいこのような傾向だと思う。
中には、さほど写りが良くないのに名レンズ扱いされているものもあったが、
それらはきっと、ブランド力が先行しているような状態だった気がする.....(^_^;)
一方で、悪いレンズとは....、
解像度やコントラストが低い?、二線ボケで眠い描写?、周辺が歪んだり流れたりする?、など....。
そういう基準で考えると、
今のレンズは、すべて “良いレンズ” としか言えなくなってしまうようだ....。
欠点だらけの悪いレンズなど、昔の弱小メーカーのマイナーなレンズくらいしかなかったように思う。
多少の欠点があっても、味とか雰囲気などの数値上以外の要素で考えるのなら、
“悪いレンズ”などは存在しなくなるのかもしれない.....(^o^;)
写す被写体や条件によっては、けして “優等生レンズ” じゃない方が結果が良い場合もある。
某マイナーなオールドレンズは、
解像度もコントラストも低く、ヌケも悪くて、きわめて甘い業者性能だったのだが、
雨の日限定で使うと、何とも憂いに満ちた絶妙な描写になって驚いたことがあった.....(゜д゜;)
表現が多様化していて、
描写性能が良いだけでは、モノ足りなくなってしまったなら、
あくまで、用途・被写体、特殊な技法限定で、
敢えて、“悪いレンズ” を探すのも、楽しいかもしれない.....σ(^_^;)
ただ.....、
“良いレンズ”と違って、市場で“悪いレンズ”を探すことは、
想像以上に困難であるのは確か.....(;^_^A