一眼レフの露出計の測光方式は、
時代とともに変革を遂げていった.....。
初期の一眼レフでは、画面全体を測る平均測光が主流だった。
代表的な機種は、ペンタックスSPなどだ。
それからしばらくして出た、ミノルタSRTシリーズでは、
画面の上下を分割して測る平均測光で話題になった。
空の明るさを考慮した、当時では画期的な方式だったらしい....(^_^;)
その後、ニコンやキャノンが採用した、
中央部重点測光は、長らく一眼レフの主流となって、各メーカーの定番になっていく。
この中央部重点測光方式と、スポット測光方式は、マニュアル露出の撮影では、鉄壁だったと思う。
一眼レフもAE全盛になった頃から、多分割測光方式が現れる。
キャノンの評価測光や、ニコンのマルチパターン測光がそれである。
画面を細かく分けて、あらゆる条件でも適正露出になるよう、
複雑なアルゴリズムによって、制御する測光法式で、
今では、ほとんどがこの法式を採用して現在に至る....。
各社いろいろとメーカーカラーはあるけれど、基本は同じである....(^o^;)
この法式により、
ほとんどの場合は、フルオートの露出制御でも、ほぼまちがいのない露出が可能になった....f^_^;
ただ、この多分割方式だと、完全にカメラまかせとなってしまうため、微妙な露光が予想しにくい。
ベテランのカメラマン達に聞くと、
もっとも自分の意向に忠実に撮れる方式は、中央部重点測光だと言う.....(・・;)
メインの被写体を中央部分で露出値を測り、後は経験や勘で補正していくやり方だ。
これは、今のデジタルでも役に立つと思う。
アダプターと介して、デジイチにオールドレンズを使う場合、
多分割測光のままでは、逆に適正露出を得るのが難しくなるためだ.....(゚_゚i)
この場合、中央部重点測光に切り替えることにより、
撮影者の意向がより反映され、むしろ適正露出が得られやすくなるはずだ。
おそらく、撮影者各人に、好みの露出値があるはずだから、
すべてをカメラ任せにするよりも、人の判断部分を残すことも重要だと思いたいので、
測光方式を、選べるカメラは、今後の最低条件にしたいものである.....( ̄ー ̄;