中古店で売られているカメラの中で、
かなり古い機種の場合は、この“現状品”という表示がある物が多い。
中古と言えども、比較的新しい機種の場合は、
一定の保証を付けた、完全な状態で売るのが普通だが、
古くて価値の下がったフィルムカメラなどでは、
よほど稀少価値のある美品以外は、修理をして完全な状態で売られることは少ない。
市場価値の下がったカメラに高い修理代をかけても、それだけ高く売れるわけもなく、
多少の不具合なら、
そのまま“現状”として安く売ったほうが、店にも客にも好都合なためである。
例えば、メカニカルシャッター機で、露出計が作動しないものなどは、現状品扱いになる.....。
露出計がだめでも、シャッターは切れるため、写真は撮れる......。
露出計が作動していれば完動品なのだが、
不具合があっても、何とか使えるレベルが現状品となるわけだ。
もし、最初から露出計が内蔵されていない機種ならば、文句なく完動品だ!
考えてみれば、露出計のみが壊れているメカ機と使い勝手は同じなのに、
完動品と現状品で値段は格段に違うのが、なんとも不思議である。
やはり備わっている機能が不具合なものより、最初から備わっていないものの方が、
評価が高くなるのは、なんとも皮肉な結果かもしれない......(・Θ・;)
そういう意味では、
現状品こそ、中古の醍醐味が味わえる分野なのかもしれない......σ(^_^;)
自分で工夫して“手を加える”楽しみは、中古カメラの王道であると思っている.......( ̄ー ̄;
あまり賛同は得られそうに無いだろうけど......(;^_^A