歴代の名だたるカメラの名機に比べ、
その存在さえも、メーカーから“無かったこと”にされたような、
不運なカメラもあるんだと、しみじみ思うことがある。
今、自分の手元にある、オリンパスのFTLという一眼レフもその一台だろう.....(^_^;)
オリンパスが、本格的な小型軽量の35mm一眼レフのOMシリーズの開発を始めた頃、
営業サイドの要望から、“つなぎ”として適当の作られた平凡なカメラだった.....。
いわるる独創的なオリンパスらしさは感じられず、
普通の大きさで、全然個性的でないデザイン、M42マウントの、地味なカメラだった。
ほとんどが海外向けで、生産台数も少なく、日本ではほとんど売れなかったらしい......(・Θ・;)
よって、OM-1の発売と同時に、“無かったこと”にされた不幸なカメラ......。
でも、そういうカメラって、その稀少価値から中古市場では高騰しがち......(^o^;)
私が見受けした個体も、ひん死のジャンク状態だった......。
いわゆるシャッター不良の状態で、低速(1秒~1/15秒まで)が完全にアウトで、
高速側も1/500秒と1/1000秒が開いていない状態だった....。
幸いにも、露出計は無事だったため、修理することに......σ(^_^;)
平凡なカメラゆえ、構造は簡単で、
まず、底ブタを開けて、スローガバナーをクリーニング&給油......。
次にテンション調整で高速側の精度を出して、モルトの交換とボディのネームの文字入れ、
あとは、ファインダーとミラー、レンズのクリーニングで完了!(^_^)v
たちまち完動美品のできあがり.....v(^-^)v
もう一台、不運なカメラとして思い浮かぶのは、
おそらくキャノンの、T-80だろうと思う......。
FDマウントのまま、AFを搭載して、画期的なオートフォーカスを目指したつもりが、
ミノルタのα7000の登場によって、その後のEOS開発を余儀なくされた、
本当に、メーカーから存在をも否定されたカメラだったと思う。
(実際にも性能は酷いものだった.....)
うわさでは、夢の島に大量に箱のまま廃棄されていたらしい.....(゜д゜;) (もちろんメーカーの仕業.....)
このカメラの本当に不幸な点は、
前出のオリンパスFTLとちがって、プラの電気カメラのため、
いくら稀少であっても、誰も欲しがらず、中古市場でも価値も全く無いことだろう.....(゚_゚i)
何と言っても、新品の時から“ゴミ”扱いされたカメラだったので.......(-"-;A
可哀想だけど......、
ゲテモノ好きの、私でもいらないし.......(;^_^A