十数年前、デジタルカメラが世に出始めた頃、
いち早く、機材を全てデジタル化した同業者がいた....(ノ゚ο゚)ノ
まだ本格的なデジタル一眼レフが開発されていなかったので、
随分と早まったものだと心配したものだった。
初期ゆえ、まだまだ高価なカメラの割には、画質は荒く(たしか100万画素程度.....)、
ただただ、流行ものに飛びついた目新しさだけが“売り”のような感じだった.....(^_^;)
でも、こちらの心配をよそに、
ブライダル関係の仕事には、企画会社からのウケは良かったと聞く......。
パソコンとプリンターを駆使して、
オリジナル写真集を、素早く提供することで、大変“素人受け”が良かったようである......(^o^;)
でも、やはり低画質すぎる写真であり、
ソフトフォーカスでごまかすような見せ方には非常に違和感を持ったものだった.....(-"-;A
本人には再度、大事な仕事はフィルムで撮るように助言したのだが、聞く耳を持たなかった.....(゚_゚i)
目新しさからか、引き合いが多くて、それなりに忙しかったようだった。
だが、彼の自慢のオリジナル写真集は、
わずか、数年で見事に写真が色褪せて、消えかかっていたのだ.....。
初期のプリンターでの写真印刷だったので、今みたいに耐久性は皆無だった。
結局、写真界全体が、本格的にデジタル時代を迎える頃には、
彼は写真界から消えていた......(・Θ・;)
デジタル創世記に、過度の設備投資をした負担が重過ぎて、
日進月歩のデジタルの進化に、新たな設備に切り替える余裕がなかったらしい.....(-。-;)
詳しくは知らないが、結果、世の中においていかれた形になったらしい......(・・;)
写真のもっとも重要な目的は、“記録”であると思う。
いくら、見た目が綺麗でお洒落な形であっても、“消える写真”では意味がない.....。
フィルムからデジタルへの過渡期の写真の中には、
消えてしまったものも少なくないような気がする.....(゜д゜;)
それにしても......、
写真が消える頃と同時期に、
本人も消えてしまうなんて......皮肉なものだ.....( ̄_ ̄ i)