あるテーマの撮影で、
すずめの姿をひと月くらい追いかけることになった。
最も身近な野鳥ながら、ほとんど生態の知識がなかったので、
ある場所を決めて、仲良くなることから始めた.......(^_^;)
とにかく、空き時間にそこに通い、餌付けを試みた。
人に対する警戒心の強いイメージがあったが、
都会のすずめは、思いのほか人に慣れやすいようだ.....(^o^;)
一週間ほどで、顔を覚えられたようで、
その場に行くと、10羽ほど近くに寄って来るようになった。
最終的には30羽ほどが、決まって集まるようになったので、
いろいろ発見することも多かったと思う。
撮影に関しては、
最初からわかってはいたことだけど、撮りにくい......(;^_^A
まず的が小さくて、動きが素早い。
地上では歩くのが苦手なようで、移動はホッピング。
ほとんどじっとはしてくれず、つねにせわしなく動いている。
飛ぶ姿などは、小さな羽根をばたばたさせながら、不規則な軌道で飛ぶため、
カメラでの追随はまず不可能.......σ(^_^;)
結局は現実路線で、止まった姿を撮ることになった。
最短で1メートルくらいまでは寄れるが、音にはかなり敏感なようだ。
できるだけ、シャッター音の静かなカメラを使い、
撮影場所を決めて置きピンの撮り方が主流になってしまう。
約一ヶ月間、観察したおかげで、
すずめの運動能力の高さに驚かされた。
ばたばたと苦しそうに飛ぶイメージだったが、
かなり狭い場所でも自由自在に方向変換ができ、
ハチドリがするようなホバリング?も可能!(ノ゚ο゚)ノ
意外と表情は豊富で、首を傾げたり回したりする仕草は哀愁をそそる。
群れで行動することが多く、見ていると要領のいい固体と、不器用な固体がいて、
中にはいじめ的な行動も確認されて、すずめの世界も大変だなと思ったのだった......(・Θ・;)
農村部では、収穫物を食べるため害鳥のイメージがあるが、
収穫時以外では、害虫を食べてくれる益鳥の要素も多く、
人の生活には身近で親しみやすい存在なんだろうと思う。
少なくとも、都会のすずめは害鳥ではないだろう。
そんなすずめだが、全国的に年々数が減っていると聞く......。
特に都会では餌不足が、数の減少に拍車をかけているようだ.......(-。-;)
撮影のテーマは無事に終わったけど、
もうしばらくは、餌をあげようと思う........( ̄_ ̄ i)