こんにちは、Poppyです。
日々の診療や育児、本当にお疲れ様です。


最近、娘の教育についてふと考えることがあります。

 

現在2歳の娘は私立の認可保育園に通っています。

選んだ理由は、天候を気にせず走り回れる広いホールや体操の授業、そして清潔な校舎。

幼児クラスの英語の授業もあるようですが、正直そこまで期待していません(週1回では何にもならない、笑)

まずはお友達と仲良く「楽しむこと」を大切にしてほしいなと思っています。

 

私自身のキャリアを振り返ると、実は私立には全く縁のない、絵に描いたような「公立育ち」でした。

地元の公立小・中・高を経て、実家近くの国立医大へ。

塾も高2からの衛生予備校だけ。

両親からは「教育費がかからなくて助かった」なんて笑われるほどです。

 

地方公務員の研究者だった両親は、私に一度も「勉強しなさい」と言ったことがありませんでした。

でも食後にパソコンで黙々と調べものをする姿や、移動中の車内で論文を読む姿を、私はいつも横で見ていました。

大人になった今、私も隙間時間に自然と本を開く習慣がありますが、それは間違いなく、背中で語ってくれた両親の影響です。

「勉強」が特別なことではなく、生活の一部としてそこにあった。

それが何よりのギフトだったと感じています。

 

もちろん、放置されていたわけではありません。

暗記用の紙を家中に貼っても笑って許してくれましたし、ピアノ、テニス、科学教室、水泳、習字、英語……

やりたいと言った習い事はすべて形にしてくれました。

放課後の寂しさを埋めてくれたあの時間は、今の私の好奇心の土台になっています。

 

そんな「マイペースな公立っ子」だった私が、なぜ医学部を目指すことになったのか。

そこには、高校時代に経験した「ある衝撃的な出来事」がありました。

 

(次回へ続く:16歳の夏、アメリカで知った『自分の責任』と医学部への転機)

Poppy